表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来がずっと、ありますように  作者: おじぃ
窓口の混雑を緩和せよ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

325/334

未来、飯坂温泉に浸かる

 温泉に浸かると言ったな。あれは後回しになった。


 えー、日帰り入浴のため飯坂温泉の中心部に位置する創業明治15年の木造の老舗旅館『ほりえや旅館』に立ち寄った私ですが、なんとご当地キャラクターやそうじゃないキャラクターをごちゃ混ぜに詰め込んだサブカルルームがあるということで、泊まることにしました。


 壁や天井にタペストリーやプリントタオル、ベッドには抱き枕。窓際には何体ものパネル。机には通学鞄が掛けられているなど何この充実ぶり。東北にこんなところがあったなんて。


 可愛い女の子たちに囲まれてデュフフフフ……。


 こたつでぬくぬくしながら夕食や吟醸酒『摺上川すりかみがわ』をいただく。うん、ほどよい辛口で呑みやすい地酒だ。料理はえごま豚のしゃぶしゃぶが特に美味しい。


 ゆっくり夕食を楽しんだら、いよいよ温泉の時間。小さな浴室ではあるけれど、一人で入るには十分な広さ。脱衣所も圧迫感がない面積。浴室に入ると左側に小さな岩風呂がある。


 アルカリ単純泉なので硫黄の匂いはなく、内湯だから3月でも寒くない。マナーとしてからだを洗ってから入ろう。


「わっ、熱い」


 そうだ、飯坂の湯は熱いんだった。施設によって温度差はあるらしく、ここは体感だと43℃くらい。脚だけ入ったものの座る気になれず、縁の岩に着座した。


 熱いけど、慣れてくればなんてことないかな。


 そう思って前のめりになり腰を落として胸まで入ってみたけれど、数秒で耐えられなくなり岩に戻った。


 浴室から出てドライヤーで髪を乾かすころには、少しからだが軽くなっていたような気がする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ