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第五話:イメチェン

初投稿の作品なので、至らない点があると思いますが、温かい目で観てくださるとありがたいです。

修正履歴

7/11 ステータスに職業欄、優真のステータスに神力を追加。及び誤字修正

優真が世界の創造を開始するボタンを押してから1時間後、世界の基礎が出来上がると同時に、優真と良介は目を覚ました。


「ん...あれ...?なんで寝てたんだ...?」


「ん...兄さん...」


良介の声を聞くと、優真は意識を失う前の出来事を段々と思い出してきた。


(そうだ、思い出してきたぞ。確か世界の創造を開始したら、画面が魂の再構築をするとか言ってから気絶したのか...?というか、なんか体が軽いしめっちゃ力があるような感覚なんだが?)


「...そうだ思い出した。って、なんか力がみなぎってくるんだけど...って兄さん!?何その姿!?」


どうやら良介も優真と同様に力がみなぎっているようだ。しかもなんか姿が違うと言っている。


「涼介も力がみなぎっているのか。こっちは体も軽く感じるんだが。ってお前も何だその姿?」


「僕は体が軽く感じるって感覚はあまりないかな。って僕も姿変わってるの?」


(ふむ。どうやら俺と良介が感じている感覚は多少違うようだし、何故か姿も変わっていると。ってん?俺?)


優真が良介と感じている感覚が違うことや、二人ともイメチェンしたり、何故か一人称が俺に変わっていることに疑問を抱いていると、画面が現れた。


『おはようございます。お二人とも無事に魂の再構築が完了したようで何よりです。』


「やっぱり気絶したのは魂の再構築ってやつなのか?」


優真が画面に対して質問すると、その回答が返ってきた。


『はい、お二人は魂の再構築を行うため、意識を遮断させていただきました。』


どうやら気絶の理由は魂の再構築とやらが原因であっているようだ。

自分の予想が正しかったことを確認したところで、優真は質問を続ける。


「魂の再構築ってなんだ?やっぱりイメチェンとかもそれが関わっているのか?」


『魂の再構築は、簡単に言えばお二人の魂を新たに創造した世界に適応させるために文字通り再構築することです。姿が変わっていたり、力がみなぎってきたり、優真様の一人称が俺に変わっているのもその影響です。』


どうやら、一連の変化の原因はすべて魂の再構築で合っていたようだ。

そこまで分かると、優真は変わった自分の姿を見てみようと鏡を創る。

すると、そこに立っていたのは美しい銀色とちょっとだけ青色のある髪と、綺麗な青い瞳を持った身長165cmくらいのちょっとだけイケメンの少年だった。


「身長以外全部変わってる...」


優真はあまりの驚きとショックでついそう愚痴を漏らしてしまった。

そこに良介のフォローが入る。


「まあまあ、僕は全部変わってるから。まだ兄さんのほうがマシだよ。」


そう、良介は身長も前の160cm程から175cmほどまで上がっていた。

しかも、髪と瞳は黄色になっている。


「...まあ、確かに。でも、お前もかっこいいぞ。」


「...ありがとう、兄さん。」


お礼を言われる前の間が気になるが、そこは置いといて、優真は、変わった自分を見て気になったことを画面に質問した。


「なあ画面。なんで俺達はこの姿だったり力がみなぎってるんだ?このまま新しく創った世界に行くとなると転生ではなく転移にならないか?」


そのふとした質問に、画面はよく気づいたなという雰囲気を醸し出しながら答えを言った。


『今のお二人の姿は、成長した時の姿です。力がみなぎっているのも、一番力を持った状態であるからです。転生時には、二人とも力のない赤ちゃんとして生まれます。なお、神界にいるときは、誰でも一番力がある時の状態になります。』


「ん?神界?」


『はい、ここは神界です。』


優真は画面が表示した神界と言う言葉が気になって聞いてみたが、どうやらここは神界のようだ。


「ということは、今は一番強い状態ってことなのか。」


良介が言ったことに、優真も同意する。


(一番強い状態なら、世界を創ったりもできるか。ってん?そういえば世界を創るためのエネルギーはどう用意したんだ?ちょっと聞いてみるか。)


「なあ、新しく世界を創るためのエネルギーはどう用意したんだ?」


その質問に対し、画面は普通に答える。


『優真様の神力を使用しました。今回は代行して創造しましたが、これ以降はご自分で想像してもらいます。なお、ステータスを閲覧することを推奨します。』


「ん?兄さん、神力って?」


良介はチュートリアルで神力について学ばなかったのか、優真に神力について質問する。


「ああ、神力ってのはな、文字通り神の力だ。魔力は学習しただろ?魔力を使ったらスキルや魔法を発動できるのと同じで、神力を使って何かを創るんだよ。ちなみに、神力は神しか持っていないし使えないからな。」


そうきくと、優真は「へー」と声を漏らし、ステータスを確認してみた。


「確かに、『神力』は無いね。」


そう言われたので、せっかくだからと良介のステータスを鑑定してみた。


====================


《名前》 新神良介(あらがみりょうすけ)

《種族》人 《性別》 男 《年齢》 17歳

《職業》 勇者

《レベル》 10000/10000

《体力》 935080/935080

《魔力》 935080/935080

《攻撃力》 712575/712575

《防御力》 712575/712575

《知力》 467590/467590

《幸運》 467590/467590

《その他能力》 S

《称号》 転生者 勇者 天職に就いた者

《スキル》 完全記憶 剣術 勇気溌剌(はつらつ) 鼓舞 限界突破


====================


「全部のステータス値が10万40万超え...しかも体力と魔力に関してはほぼ百万って、結構凄いな。」


「いやいや、絶対神の兄さんのほうが凄いって。」


「まあとりあえず俺もステータス見てみるか、見てみないとわからないしな」


そうして、優真が「ステータス」と言ってから出てきたステータスを開いた。


====================


《名前》 新神優真(あらかみゆうま)

《種族》 神族 《性別》 男 《年齢》 18歳

《職業》 創造神

《レベル》 ∞の∞乗(むげんのむげんじょう)

《神レベル》 ∞の∞乗(むげんのむげんじょう)

《体力》 ∞以上

《魔力》 ∞以上

《神力》 ∞以上

《攻撃力》 ∞以上

《防御力》 ∞以上

《知力》 ∞以上

《幸運》 ∞以上

《その他能力》 ∞

《称号》 転生者 超越者 創造神 天職に就いた者

《スキル》 すべて保持


====================


「「...」」


何故が画面が誇らしくしているが、優真と良介は、このステータスに固まるしか無かった。

ご覧いただきありがとうございました。感想お待ちしております。

もし誤字脱字等がありましたら、ぜひご報告ください。

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