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女になった俺が女になる幼馴染に恋をする  作者: 瀧田椹(たきたじん)
2/4

女になって初めての学校

翌日、月曜

楓「おはよう…」俺は要に呼ばれて家を出た

要「どった!?クマできてるじゃん」と俺の顔を見るやそんなことを言う要

楓「ちょっと寝れなかった」(お前のこと意識して)

要「ふ〜ん、まぁ行こっか」

楓「うん」

要「そう言えば学校には言ってるの?」と言う質問に眠たい目をこすりながら

楓「母さんが言ってるよ、お前のことも」と答えた

要「なるほどね〜」と要は頭の後ろで腕を組んだ

ホームルームで・・・

先生「すまないが鳴宮がとある病気で女子になってしまった、だからこれからは女の子のして生活していくから女子は手伝ってやれ〜また女子になった鳴宮が過ごしやすいようにと奈由来はこれからこの格好で生活するらそこんとこもよろしく」

女子一同「はーい」

先生「それじゃ休憩!」

女子1「ねぇねぇ奈由来くん、メイクは自分でやってるの?」

要「そうだよ」

女子1「いつくらいから?」

要「う〜ん、中2くらいからかな」

女子2「普通に上手くない!?私たちよりうまいって」

要「ありがとう〜」

と女子からの質問を軽くいなす要

奈菜花「鳴宮くんは女の子になっても身長あまり変わらないな〜」と俺の頭をポンポンする奈菜花さん

楓「うちの姉さんも身長高いからな〜てか俺が女になっても抵抗ないんだな」と恥ずかしながら俺は質問をした

奈菜花「そりゃ友達には変わりないでしょ?」

天音「だね〜ところでこれからはなんて呼べば?」

楓「別に今までと一緒でいいよ、俺も要も」

と天音さんの方を向きながら俺はそう言う

天音「鳴宮くんは一人称変えていこうね〜」と言われ

楓「頑張ります…」と俺はしょぼんとした

奈菜花「ねー奈由来くん、鳴宮くんのメイクも奈由来くんがやったの?」と興味津々に要に聞く奈菜花さん

要「そうだよ〜楓にお願いされたからね」

奈菜花「そうなんだ〜」

天音「流石幼馴染!」

放課後…

楓「今日から部活行っていいんだっけ?」

要「みたいだね」

楓「どーする?」

要「一応行っとこう」

楓「りょーかい」

ガラガラガラ

要「失礼します〜」

???「いらっしゃい!新入部員の子達?」

要「はい、そうですけど」

???「ならこれからよろしくね!私は文手芸部の部長、2年生の楢崎 咲、よろしくね!」とメガネをかけた女の人は言う

要「よろしくお願いします…」

楢崎「隣の子が性別が変わっていう鳴海くんだったけ?」

楓「そう…ですね、よろしくお願いします」と人見知りが発動する俺

楢崎「いや〜今年は4人も入部してくれて嬉しいよ〜今までは私ともう1人の2年だけだからね〜」

楓「その方は?」と周りを見渡す

樽崎「もうすぐ来ると思うけど」

???「咲〜先生が呼んで……もしかして新入部員!?」

樽崎「そうだよ〜後2人いるからね〜」

???「嬉しいなぁ〜あ、僕は青山 照って言います!」と髪が長めの男の人は言う

咲「じゃあ照、私先生のとこ行くから説明よろしく〜」

青山「後2人も来るんでしょ?全員集まったらやるよ」

樽崎「りょーかい、じゃなる早に終わらせるね」と部長は部屋を後にした

青山「それでそこのお嬢さんが元男の鳴宮くんでそっちのお嬢ちゃんが女装している奈由来くんね、理解した、僕のことは青山でいいし照でもどっちでもいいからね」

2人「はい!」

青山「それで後2人は…」と照さんはドアの方を向いた瞬間

ダン!

???「すいません、遅れしました?」

青山「全然始まってすらないよ」とサラッと受け流す照さん

???「よかったぁ…あ、僕赤坂夏弥っ言います、よろしくお願いします!」とすっぴんの要と雰囲気が似た人が来た

青山「僕は青山照っていうよ〜よろしく」赤坂「はい!」

青山「これで後1人だね」

樽崎「ただいま〜」

青山「おかえり〜ん?ん?隣の子は?」

樽崎「うちの部に入ってくれる子だよ、確か鳴宮くんと奈由来くんは同じクラスだと思うよ」

天音「星谷天音です、よろしくお願いします♪」

青山「よろしくね〜」と、照さんは軽く会釈した

樽崎「それじゃ、全員揃ったし部活のこと話そっか」

青山「おけ」

樽崎「この部活は名前の通り、文芸と手芸が合わさった部活で文化祭では自分たちが作った手芸品やイラスト集や小説を販売したり提供したりしてるよ」

青山「君たちが来るまでは俺が文芸、咲が手芸を主として活動してきたけど、別にどっちか片方だけとかないから好きなようにしてくれ」

4人「わかりました」

樽崎「後、活動は月、水、金ね」

4人「わかりました!」

樽崎「それじゃ、今日の部活動は終了!」と言われて俺を含めた4人はそれぞれの帰路についた

要「ど〜する楓?」

楓「どうするって?」と首を傾げた

要「だってこのまま帰っても暇だろ?」

楓「ならお前ん家でなんかすればいいだろ」

要「ならメイクのことしよっか♪」と張り切る要

楓「やっぱメイクのことになるとテンションすごいな、お前」と若干引く俺

要「そう?」

楓「おう」

要「あとさ、帰るついでにミティバ寄ってかない?」

楓「いいーじゃん行こ行こ!」と俺は手を上に突き上げた

要「ほんと、甘いものに目が無いんだから…」とくすりと笑う要を見て

楓「悪い?」と俺は要を少し睨んだ

要「そんなわけないよ」と目を逸らす要

ミティバにて・・・

楓「やっぱミティバはキャラメルモカチーノに限るね〜」

要「ほんと甘党だよね〜」

楓「逆になんでコーヒ飲めるのさ…」と要の手元を見ながら言う

要「気づいたら飲めるようになってた…流石にブラックは無理だけど」

楓「ふ〜ん」

要「それじゃあ飲みながら帰るか」

楓「うん」と俺たちはミティバを出た

要「そういえば、うちの高校ってゴールデンウィーク前に球技大会あるよね?」

楓「それがどした?」とまた首を傾げた

要「確か男子がバスケで、女子がバレーだよね」

楓「うちの高校体育館広いからな〜」

要「対決しない?」とにやける要

楓「なんでよ?競技違うじゃん」

要「別にいいじゃん!」

楓「仕方ないなぁ…ただその代わりに勝った方が負けた方を1日自由にする権利な!」

要「お〜いいじゃん、そっちの方が盛り上がる!」と腕をブンブンする要

楓「その前にまず体力テストな、今年シャトルランきついな…」とシャトルランのことを想像した

要「嫌味か?」とこっちを見る要

楓「要は短距離が強いからね〜50m走は勝てんかな」

要「お前、背は高いのに握力はないしねw」

楓「うるせぇ!!」と照れながら言った

要「でその体力テストはいつなん?」

楓「今日明日の2日間だな」

要「えー明日からぁ」

楓「そういえば俺って着替えどうすれば…?」と女になってから1番需要なことを忘れていた…

要「そりゃ女子更衣室でしょ?」とあっさり言う要

楓「おれは男だよ?」と言い返す

要「でも今は女だろ?」と言われると何も言い返せなかった

楓「そうだけど…てかお前こそどこで着替えんだよ?」

要「別に俺は男だから」となぜか胸を張る要

楓「ならいいけど」と俺は明日のことを憂鬱と思いながら家に帰った


2話「女になって初めての学校」を読んでいただきありがとうございます。

まだ小説を書くのは慣れません…

ところで皆さんは体力テストで苦手な種目とかはありましたか?自分はほんっとに長座が嫌いでした。

またそのうち3話も書くので是非見ていただければ嬉しいです。

瀧田椹

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