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プロローグ フライハイト

処女作なので乏しい知識でなんとか頑張って書いたのでお手柔らかにお願いします。

書く事ねえええええええええええええ

 ここは何処だろうか。

 そんな疑問に答えるものは、しかし一人もいなかった。


 全面の壁が白く、何も無い何処か不気味さを感じさせる部屋。

 そんな中に一つある扉が音を立てて開き、誰かが入ってくる。


 白衣を着て、痩せ型で長身の男だ。

 何か言っている。…嘆いている?

 うまく声は聞こえない。ただ、こんな言葉だけ聞こえた。

 

 『失敗』

 記憶は無い。だが意味は理解できる。

 

 私は、『()()()』らしい。




    ⬛︎⬛︎⬛︎



 

 それから、かなりの時間が過ぎた。


 わたしの機体名(オブジェクトネーム)は[コマンドシリーズ=Ω(オメガ)・ラインツ]だそうだ。

 

 あれから私は男の兵器開発の手伝いをしている。

 一度、男が兵器を作る理由を聞いたが、国規模で戦争が起きた時に、自分の力で止める事、人を守るために作っているらしい。

 素晴らしい人間性だな。

 

 あまりに無機質な廊下を歩いていると、男が口を開いた。

 今から私のメンテナンスをするらしい。

 廊下の先は…あの時の白い部屋だ。

 また、あの時の白い部屋に入る。

 体を拘束具のような、病院の心電図検査の装置のようなものに繋ぐ

 そして、私の意識はそこで途切れた。

 





 白い部屋で目が覚めた。とても既視感を感じる。

 意識を失っていたようだ。

 記憶は...有る。

 

 私はメンテナンスを受けていた。

 今回は成功したようだ。男が小躍りしている。

 細身の白衣を着ている成人男性が小躍りをしているのだ。なんと痛々しいことか。


 話を聞くに、機械に感情を持たせる実験の前段階という事で、私に[正義感が強い]という性格(プログラム)をつけたそうだ。

 他にも戦闘能力の上昇や新武装etc...

 使い方(システム)は既に理解しているのでよく聞いていない。

 

 その後、私は機能テストと称された対自立型兵器との戦闘をした。

 しかしどの兵器も私よりも弱い。相手にならない。私強い。自画自賛。

 


 テストが終わり、また開発の手伝いをしている。

 

 しかしそんな中、一つ事件が起きた。

 機体名(オブジェクトネーム)[コマンドシリーズ=(プラス)・ヘアハーリング]。

 コマンドシリーズの製造する時に用いる核。それを作るために必要な物質の現存数が私の製造をして0になってしまっていた。しかしその物質を別の物質で代用して性能を同レベルまで引き上げることに成功した、いわば置換品らしい。

 だが、その核の代用によって、コマンドシリーズ=(プラス)は人間の感情に近しいモノを自動的に手に入れた。否。『手に入れてしまった』

 最初はこれにより更に高度な事が出来るのではと、男も喜んでいた。が、

 考えればわかる事。人間の感情に近いモノを持てば、研究所(こんなところ)にずっといられるわけがなかった。

 結果的に、コマンドシリーズ(プラス)はコマンドシリーズ6機とその他の兵器も多々破壊し、研究所から脱出をした。

 その被害はあまりに甚大で、男はかなり参っていた。

 だが、それも最近はかなり良くなっているようだ。

 

 そんなこんなで今は所内の見回りをしている。

 曲がり角、そこで声がした。男の声だ。

 確認すると独り言を言っている様だ。

 邪魔するのも悪いと思い、私は見回りを続ける事にした。だが、男はそこで聞き捨てならない事をした。

 

 それは男の目的。

 曰く、真の目的は人類の殲滅。そして新文明、自分を神とした、自立型機械文明の創造だそうだ。


 通常の機体なら、その事はスルーし、これからも研究を手伝うであろう。

 しかし、私には他の機体には無い唯一無二の性格(プログラム)、『正義感』がある。

 それ故に、私の深層心理の植え付けられ、こびり付いた男への忠誠心は正義感に押し込まれ、気付けば私は男への忠誠など微塵も無くなっていた。

 

 しかし、だからといって男を殺そうとすれば兵器を全て使ってでも私を永久停止させ(殺し)に来るだろう。

 それは避けたい。私は男の目的を阻止したい。私、初の願望だ。やったね。『はじめてのおねがい』だ。

 

 兎にも角にも、目的阻止のためにも私はまだ壊れてはならない。

 そのために、まずは気付かれず脱出だ。ただ、それは実のところとても簡単だ。

 

 私達コマンドシリーズには機体固有技能(インヘレント)と言うものがある。

 文字通り、その機体しか持っていない特殊能力の様なものだ。

 そして、私の機体固有技能(インヘレント)はポータル。

 ポータルを出現させ、そこを通る事で別の座標に移動する事が出来るのだ。

 

 と、言う事で、早速行こうと思う。

 横にも出せるが何と無くで地面にポータルを設置した。

 

 恐らくこの研究所は地下にある。少し座標を上げよう。

 ポータルの設置も座標の設定も完了した。

 早速飛び込もう。ポータルを覗けば行き先は簡単に見れるが、入るまでは見ないでおこう。以前読んだ文献でこう言うのはスリルが大事だと書いてあったからな。

 

 逝くぞ。

 …字、違くないか?まあ良い。誤字だと思っておこう。

 それでは、気を取りなをして。

 ばひゅん

 


   


 ……どうやら高度を間違えた様だ。

 高過ぎるぞ。おい。

後書きです。いえーい

前書き同様書くことがありません故

まあ、その…ありがとうございます(?)

あと星つけて下さると大喜びします。狂喜乱舞します。お願いしますぜ。

そうそう、一応主人公は機械なので無性ですが、見た目は男子高校生です。

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