絶対的安全地帯
ここは敵を寄せ付けない場所。
いかなる者も、この中に入るときには、武装解除を命じられる場所。
人はここを絶対的安全地帯という。
伝説となっているが、この地域というのは手野武装警備、テック・カバナー総合軍事会社、アマーダン防衛会社の3社が協力して維持をしている、世界にいくつかある地点である。
1つあたりの広さは数百平方メートルから数キロ平方メートルまでまちまちで、最小は100メートル四方、最大のものならば5キロメートル四方の領域を監督している。
この領域は国連軍の管轄区域として指定されているもので、おおよそ難民キャンプや被災者支援用の倉庫などの基地となっている。
国連軍の機能のためのものなので、ここの内部は3社の職員以外は完全な武装解除が要請されている。
代わりに、この内部では紛争とは無縁の状態となっている。