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1話 修道院長代理、自動人形娘ハルカの話①

 #1 

 わたくしは、自動人形(オーマタ)娘のハルカと申します。


 アキバ修道院長代理と、大魔導士ヒロト・フォン・ルドーム様の秘書兼メイドを務めさていただております。


 わたくしのデータは、以下の通りです。


 身長は、163cm


 体重は、未公開です。


 自動人形は、全身骨格がチタンで構成されているので見掛けよりは、体重がある事は間違いありませんね。


 スリーサイズは、バスト89cm、ウエスト61cm、ヒップ91cmです。


 わたくしの自慢は、主のヒロト様もお気に入りの、美乳&巨乳です。


 年齢は、永遠の18歳です。


 人工生命体である、わたくしは、チタン製の全身骨格と魔術で造られた合成蛋白質で構成されている為、加齢する事はありません。


 心臓部に埋め込まれた魔水晶で駆動し100馬力の力を発生できます。


 又、わたくしの頭脳には異世界『日本』で22歳で事故死した女性の意思体が、移植されています。


 異世界『日本の女性』の意識体が移植された為、自動人形して誕生直後、自意識もち行動する事が出来ました。


 自動人形へ意思体が、移植れる以前の記憶は、全て消去されております。


 我が主ヒロト様によると、わたくしの身体は金髪碧眼以外は、異世界『日本』で死亡した容姿と身体を模して創られているそうです。


 お分かり頂いたと思いますが、わたくしは人間と似て非なる者、自動人形(オートマタ)なのです。


 自己紹介とデータは、以上の通りです。


 #2

 わたくしが、修道院長代理を務めるアキバ修道院を魔術研究に没頭している我が主、修道院長ヒロト様にかわり説明さして頂きます。


 真珠と海女で有名なトーバの街の海の近くに、浮かぶ島々の一つアキバ島に、私達、修道聖女(シスター)修道聖女(シスター)が女神リリス様に仕えるアキバ修道院はございます。


 トーバの街は、王都エドナからは、魔動車2日の距離にある辺鄙な海辺の街です。


 現在、俗世から隔離された当院では、15名の聖女(シスター)が、()と創成の女神リリスと、当修道院長にして、大魔導士()()()()()()()()()()()()様に、操を捧げて仕えております。


 わたくしを除く、14名の修道聖女達の大半は、何か訳があり俗世を離れ、アキバ修道院へ入院して修道聖女して、生きる道を選んだ女達です。


 俗世で、心に深い傷を負った彼女達は、女神の信仰に救いを求め聖女として生きる道を選んだのです。


 ナンノ王国と沿岸の都市国家群には、数多くの修道院があり、修道士、修道聖女達が女神に仕えています。


 アキバ修道院は歴史は、浅いながらも数多くある修道院で最も厳格な、修道院として知られています。


 開院して5年ですが、当修道院を去り俗世に戻る還俗を選んだ修道聖女(シスター)は1人も居ません。


 アキバ修道院に、修道聖女して生きる道を選んだ時点で誓約魔術に縛られ誓約を破れない事も原因の一つですが・・・


 女神聖教の修道聖女として女神様にお仕えするには、2つの条件をクリアする必要が、あります。


 1.女神聖教の洗礼を受けた、信者である事。


 2.数え年で16歳を迎えている成人女性である事。


 以上が、女神聖教の修道聖女(シスター)になる条件ですが、アキバ修道院では、第3の条件があります。


 人造人間(ホムンクルス)に、生まれ変わる我が修道院、独自の条件が・・・


 開院して5年ですが、俗世を離れ修道聖女になる為に、やってき来た女性達は、迷わず第3の条件を受け入れて聖女なる道を選んでいます。


 時には半強制的な場合も有りますが・・・


 人外の存在に改造された聖女達は、心の傷が癒されて女神様へ信仰に生きるので無問題です。


 聖女達は、人間の女を捨て去り人造人間( ホムンクルス)の美少女に生まれ変わる事で俗世では、決して知る事のない喜びを知る事になるのです。


 (愛欲)と創造の女神リリス様の御使いでも、ある大魔導士ヒロト・フォン・ルドーム様に、身も心も魂さえ差し出して終生お仕えする喜びを知る事に・・・


 誕生以前のわたくしは、無神論者の日本人娘でしたが、自動人形娘に生まれ変わり、女神様と我が主、大魔導士ヒロト・フォン・ルドーム様に身も心も魂さえ差し出して、お仕えしております。


 わたくし達、人工生命生命体、自動人形(オーマタ)人造人間( ホムンクルス)には、人工生命体の4原則が魂の奥深く迄、刻み込まれています。


 わたくし達、人工生命体は主であるヒロト様の望みが、我が望みであり、大魔導士ヒロト様の命令が全てに優先するのです。


『人工生命体四原則』とは


 第一条


 人工生命体は、ヒロト・フォン・ルドームに危害を加えてはならない。


 又、その危険を看過する事によって、ヒロト・フォン・ルドームに危害を及ぼしてはならない。


 第二条


 人工生命体は、ヒロト・フォン・ルドームにあたえられた命令に服従しなければならない。


 ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。


 第三条


 人工生命体は、前掲第一条および第二条に反するおそれの無い限り、自己を守らなければければならない。


 第四条


 人工生命体は『アキバ島とアキバ修道院』に、不法に侵入する侵入者達を排除してヒロト・フォン・ルドームと『アキバ島とアキバ修道院』を守らなければならない。


 以上です。


 今宵は、聖なる儀式、ヒロト様との夜伽です。


 え、人工生命体は、女性として機能するのかと・・・


 ご心配はご無用です。


 自動人形娘(オートマタ)である、わたくしハルカも人造人間( ホムンクルス)達も、女性として完璧に機能しております。


 無問題です。


 人工生命体、自動人形と人造人間と人間の男性では、子供が授かる事はありません。


 が、無問題です。


 修道院の儀式の間で今宵、開催される聖なるお勤めを4名の修道聖女(シスター)と共に頑張ってきます。


 それでは皆様、ごきげんよ。

誤字、脱字だらけの拙い小説ですが、応援宜しくお願いします。

又、誤字・脱字のご指摘とご感想もお待ちしています。

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