0話 玉樹 博斗の異世界転移
本編の主人公は、パラレルワールドの日本から異世界へ魔王として転移します。
尚、本編のストーリーは、1月6日からアニメ放送される、超有名作品の設定をお借りしています。
俺の名は、玉樹 博斗。
大学院卒業後に就職した会社が、就職初日に倒産して以来、不幸続きの哀れな男だ。
某大手企業に就職に失敗した俺は、母校の大学に遺伝子工学研究室に助手と残る事で、生活の糧を得る日々を過ごす事に・・・
研究室の同僚の1人と、折り合いが悪く有るトラブルが原因で、研究室を去る事に・・・
教授の紹介で、奈良の某私立女子高校、生物学の教員とし再就職する事は出来たが・・・
其の事が、原因で2歳年下の婚約者には、婚約解消された。
再就職先の奈良の某私立女子高校へ、夜間バスで向かう途中ねバスが横転して死亡。
バスの運転手が心停止で死亡した為、コントロール失ったバスは横転した。
夜間バスの乗客全員が、死亡する大事故であった。
平盛19年9月某日に死亡。
享年、28歳。
そして現在、三面六臂の黄金に輝く女神と対面中。
「異世界に転生ですか?」
「いいえ、転移ですよ」
「転移?俺、死んだと思うんですが?」
「確かに、貴方は死にました。身体を再生した上で新しい世界に、転移して貰います。・・・魔王として」
「魔王に転生ですか?・・・勇者ではなく」
「勇者を異世界に転移、転生させるのは、勇者転移・転生管理局の役目です」
勇者転移・転生管理局とは??
「わたくしリリスが所属するのは魔王転生・転移管理局です」
「魔王として転移して何をすれば、良いのですか」
「魔王として思うままに、振る舞えば良いのです」
魔王として振る舞えとは、魔族を率いて人類やエルフやドワーフと戦う事なのか?
魔王を倒す為、異世界より転移、又は転生した勇者と戦う事なのだろうか?
「貴方が転移する世界は、魔術が発達した世界ですが、魔族も魔物も居ない世界です」
「美形のエルフや醜くオークも居ないんですか?」
「いませんよ。ドラゴン等の魔獣や魔族等の亜人が、人類と共存している世界は我々並列宇宙管理機構の八百万の神々が、創造し維持管理している世界のごく一部に過ぎないのです」
並列宇宙を創造し維持管理する八百万の神々・・・
俺の専門分野は、遺伝子工学で物理や神学ではない。
「貴方には、魔王として不老長寿の身体と、魔力や科学を超える神々の力と貴方に、しか理解出来ない膨大な知識を与えます」
「ありがとうございます」
「貴方は、与えられた力と知識で魔王して思うが侭に振る舞えばよいのです」
「魔王と何を為すべきなのかイマイチ理解が、出来ないのですが・・・」
「貴方を縛る何一つありません。与えられた力と知識を使用して人類を発展させる事も滅ぼす事もあなた次第です」
一つの世界の発展と滅亡・・・
神々に何かメリットが、あるのだろうか・・・
八百万の神々の思惑は、俺の理解を俺の理解を遥かに超えている…
「時間が来た様ですね、お行きなさい。私の名は、並列宇宙管理機構、魔王転生・転移管理局のリリス管理官です」
異世界に転移した俺は、魔王として新たな人生を歩み始めた。
転移した異世界の人々は、後に俺の事を魔王ではなく、大魔導士と呼んだ。
畏怖と尊敬の念を込めて、大魔導士ヒロト・フォン・ルドームと。
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