幕間6話 海賊一味の襲来
#1
死火山の島、アキバ島が、浮かぶトーバ海は、海賊の巣窟として知られていた。
トーバ海は、沢山の島々が、海賊の根拠地として利用されているのだ。
海賊と聞いて連想するのは、17世紀のカリブ海で帆船で7ッの海を荒し周り島々を略奪した海賊たちだろう。
トーバ海の海賊達は、魔動力の小型船数隻に分乗して得物の商船に襲い略奪を行為を働いた。
カリブ海で17世紀に活躍した海賊達よりも、倭寇や21世紀の地球で、略奪行為を働く海賊達に近い、犯罪集団だ。
だか、海賊達は、トーバの海の漁夫と海女は襲わない。
海賊達の目的は、金品を略奪する事であり、貧乏な漁夫を襲っても利益にならない為である。
又、トーバの街も襲わない。
聖女神教団の直轄都市を襲う事は、聖女神教団を敵に回す事になる。
聖女神教団を敵に回す事は、ナンノ王国、都市国家群を全てを敵に回す愚行である。
女神をし信じない無神論者で、残酷な略奪行為を平気で働く海賊達だが、決して愚かではない。
聖女神教徒を全世界を敵に回す愚かな行為は、決してしなかった。
死火山の島、アキバ島の修道院も襲われる事は、なかった。
但し、数20名の例外が存在していた。
女神も恐れぬ20名の海賊は、2艘の魔動駆動の小型船に分乗して女神に、敬虔な祈りを捧げる修道聖女達が住むアキバ修道院を襲撃したのである。
#2
アキバ修道院を襲う女神も恐れぬ無謀も行為を働いたん海賊一味の末路は、書く必要もないと判断するが一応書いておく。
修道院を襲撃した男女20名の海賊一味を迎え撃ったのは、女神に敬虔な祈りを捧げる、か弱き修道聖女では、なかったのである。
聖女神教団の秘宝を奪う為に、アキバ修道院を襲撃した海賊一味を迎え撃ったのビキニアーマーを見纏い、戦棍で武装した4名の女戦士達だったのである。
数で勝る海賊一味であったが、鉄壁の防御力を誇るビキニアーマー纏い、タングステンの戦棍で武装した4名の修道聖女の敵ではなかった。
20匹の狂犬が4匹の雌ライオンに数で勝っても敵わないと同じである。
4腕、6腕ので振るわれる戦棍戦棍で、海賊一味は違一方的に倒されていく。
反撃を試みた、海賊も居たが無駄な抵抗であった。
半月刀で切りつけても、短槍で付こうともビキニアーマーを纏う異型だが美しい肢体の修道聖女の柔肌に掠り傷一つ付ける事は出来なかったのである。
ビキニアーマーを纏った異様だが、美しい姿をした女戦士に一方的に、蹂躙され海賊一味は捕らえられた。
修道聖女ミズキの蜘蛛の糸で縛り上げられ20名の海賊一味は、大魔導士ヒロトの屋敷兼研究所に連行された。
タングステン戦棍で、殴られ手足の骨や肋骨を折れている半死半生の海賊達を治療する為でない。
大魔導士ヒロトなら、最高級ポーションや高等治療魔術で半死半生の海賊達を瞬時に治療する事は可能だ。
だか、大魔導士ヒロトが、メイド達と修道聖女達に命じて研究所に海賊一味を運ばせたのは治療の為ではない。
アキバ修道院を襲撃した海賊一味の末路は、死より恐ろしい運命が待ち構えていた。
大魔導士ヒロト・フォン・ルドームの実験体として、魔術培養術で新たに創成された人外の異生物に生まれ変わる避けられぬ運命が・・・
そして、女神歴318年5月6日に、新しい美少女人造人造人間が1人、アキバ修道院、修道聖女に加わるであった。
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