7話 元見習い海女、修道聖女アユミの話
#1
修道聖女ハルカ視点。
次は、修道聖女アユミ、貴女からお願いします。
先ほどから、お話している通り我が修道院に、残す正式な記録なので嘘偽りなく正直に全てを話してください。
え、貴女も体重は、未公開で・・・
分かり、仕方もありません。
他の修道聖女の方で、体重は未公開の方は、居ますか?
皆さん、体重は未公開が、希望ですか。
分かりました、体重の件は未公開で未公開で構わないので、其れ以外の事は、全て正直に話してください。
#2
修道聖女アユミ視点
私は、修道聖女修道聖女修道聖女アユミです。
年齢は、永遠の18歳です。
身長:157cm です。
スリーサイズ:バスト82cm ウエスト58cm ヒップ84cmです。
尚、髪の毛と瞳の色はロイヤルブルーです。
堅苦しい話し方は苦手なので、素に戻りしゃべります。
アタシは、元はドーバの街近くの漁村に生まれた漁夫の娘だったの。
実家は、貧乏の子沢山で、アタシは、5人姉妹の長女だったわけよ。
貧しい漁夫の将来等、たかが知れているわ。
数え歳で16歳を迎えたら、嫁に行くか金持ちの商人の奉公に行くしかし選ぶ道は、なかつた訳よ。
望まない相手との結婚も、金持ちの商人への怪しげな奉公はも、真っ平ごめんだわ。
漁夫の父や海女の母の反対を押し切り、ワアタは、出家して修道聖女なる事に決めたの。
名誉教皇ヒロト様が、アキバ島に修道院を開院して頂いたおかげで、アタシは、一介の見習い海女から修道聖女アユミへと生まれ変われたのよ。
修道聖女としての道を選択しなければ、16歳歳の成人後は、望まない結婚ししていたと思うわ。
今頃は、海女をして沢山の子供達を育てていたと思うわ。
人生は決断が大事よね。
アタイの場合は、修道聖女しての道を選んだお陰て、素晴らしい身体を大魔導士ヒロト様から賜る事が出来たのよ。
陸上でも海中でも呼吸出来る人造人間の身体を賜る事が出来たのよ。
#3
アタイは、一週間に一度は、アキバ島の磯に潜る。
背中の供水孔より、脇腹に新鮮な海水が送られると肺呼吸から鰓呼吸に切り替わる。
重力解放されたアタイは、防御結界を付与した腕輪以外は何一つ身に着けづに海中を自由に舞い泳ぐ。
ロイヤルブルーの長髪が、海藻の様に舞、揺らめく。
アキバ島の磯に潜るのは、姫硨磲貝や、大磯海老等の海産物とヒロト様の研究の為、海中生物を集める為だ。
アタイは、目的も忘れて幾時間も海中で過ごす事を楽しんでしまう。
アタイの周りの、魚達が驚いて逃げ回る。
遠くに見える触手と触腕は、修道聖女カエデと修道聖女メイのモノだろう。
アタイ達、水中呼吸出来る修道聖女3名が、何時までも海中で遊んでいるとお目付け役の、副修道院補佐、修道聖女エリナから念話が、頭の中に響く。
「貴女達、何時まで潜っているのですか?獲物は採取しましたか?」
「修道聖女エリナ、今夜の夕食は捕まえました」
編み袋の中には、大急ぎで捕まえた、姫蝦蛄貝姫蝦蛄貝10匹と大真珠貝一匹が入っている。
修道聖女メイも、得意の電撃で捕まえたのか、大きな魚を4本の触腕に巻き付けつ運んでいる。
元海賊娘の修道聖女カエデも網袋に沢山の大磯海老が入っているのが、見える。
修道聖女カエデは、元は海賊だが、意外と真面目だ。
アタシ達、3名は、水中から磯へ戻る。
鰓呼吸から肺呼吸に切り替えると、新鮮な磯の空気が肺に流れ込む。
磯の新鮮な空気を楽しみながら、昼下がりの太陽の下に立つ、2人の腕輪以外は何一つ身に纏っていない全裸の修道聖女を見る。
2腕以外、腕の付け根から蛸の触手と烏賊触腕が生えている彼女達の全裸の姿は、女神に勝るとも劣らぬ美しさだ。
一糸纏わぬ4腕の腕を待つアタシの全裸も彼女達に勝るとも劣らぬ美しさだ。
この素晴らしい身体を与えてくださった、大魔導士ヒロト様には感謝の念しかない。
「貴女達は、わたくしが目を離した隙に何時まで遊んでいるですか」
アタシ達、3人のお目付け役の修道聖女エリナの小言が暫く続く。
でも、アタイは知っている。
修道聖女エリナが、一週間に一度の磯への漁の監視を秘かに楽しみにしている事を。
監視を目を離し、大型魔動チャリキの中で昼寝をしている事を・・・
この日の収穫は、アタイの姫蝦蛄貝10匹と大真珠貝1匹、修道聖女カエデの大磯海老25匹、修道聖女メイの海大鎧鯰海大鎧鯰一匹だ。
大漁でしたが、暫くは朝夕の食事は、大磯海老の味噌汁が続く事になるのでしょうね。・・・
今夜の夕食のおかずは、姫蝦蛄貝の蒸し焼きでしょうか。
版築の海小屋で暖を取り、全裸から何時ものビキニアーマーを身に纏う。
大漁の得物を大型魔動シャリキの荷台に積み込むと夕方の祈りに時間へ間に合わせる為に、アキバ修道委へ続く山道を帰路に付く。
因みに、魔動力チャリキの運転は、お目付け役兼運転手の修道聖女エリナです。
アタシの話は、以上です。
#4
私は、修道聖女アユミ。
一介の貧しい見習い海女から、素晴らし人造人間人間の身体を賜り、ヒロト様の眷属に生まれ変わる事の出来た幸運な女です。
私は、魔導師ヒ大ロト・フォン・ルドーム様に、身も心も魂さえも全てを差し出してお仕える、眷属です。
貴方が望むままに、永遠にお側にいてお仕えします。
私は、修道聖女アユミ。
大魔導士ヒロト様の忠実な眷属それ以外の何者でもありません。
ヒロト様、磯での漁以外、聖なる夜伽の儀式も頑張るので沢山、可愛がってください。