6話 元伯爵令嬢、修道聖女エリナの話
わたくしは、アキバ修道院、副修道院長補佐の修道聖女エリナです。
年齢は、永遠の18歳です。
身長は、額の一角を除いて185cmです。
髪の毛と瞳の色は黄緑です。
体重は・・・
わたくしも、修道聖女ミズキ、同様に体重は未公開でお願いします。
新しい名前と、素晴らしい身体を大魔導士ヒロト様に、賜り人造人間に生まれ変わりましたが、殿方に体重を知られるのは恥ずかしいですわ。
え、大魔導士ヒロト様様は既に、修道聖女全員の体重をご存じだと…
今更、体重を隠して無駄だと・・・・
スリーサイズ:バスト98cm ウエスト72cm ヒップ1mです。
わたくしの自慢は、修道聖女で一番の長身と巨乳です。
イメージカラーは、わたくしが身に纏っているビキニアーマーと同じくエメラルドグリーンです。
わたくしは出家前は、伯爵令嬢でしたが、皆さんが描く深窓の令嬢とは、掛け離れた女でした。
当時のわたくしは、身長は160cmでしたが、体重100kgを超える女だったのです。
貴族の娘は、厳しく育てられ年頃には、容姿を美しく保つ事を教えられます。
わたくしは、両親が遅くにも設けた子供だった為、甘やかされて育ちました。
10歳の頃には、既に体重が、70kgを超える立派な肥満児に巣立ちました。
幸いに、私には3歳年上の兄が居た為に、わたくしは跡取り娘ではありませんでした。
その事が、両親がわたくしを甘やかした原因の一つでした。
当時、わたくしには婚約者が居ましたが16歳の誕生日に、初めて2歳年上の子爵令息とお会いしました。
そして3日後に、正式に婚約破棄されました。
この事実に両親は、頭を抱え様々な減量をわたくしに試みましたが、効果がありません。
治療魔法医は、わたくしに最後通知を突きつけました。
1年以内に、最低でも20kgは減量しなければ命の保証はしないと。
当時のわたくしは、身長は、165cmでしたが、体重は120kg有りました。
減量の為に、試みたダイエット方法は、効果はなく、体重は増加の一途をたどるばかりでした。
わたくしの屋敷の使用人達は、わたくしの事を豚令嬢、又は大ウサギ令嬢と陰で呼んで馬鹿にしていましたわ。
流石に、わたくしや、わたくしの家族の前では豚令嬢とは呼びませんが・・・
わたくしも両親も切羽詰まりました。
聖女神教会、名誉教皇である大魔導師ヒロト・フォン・ルドーム様が、アキバ島に新たに、修道院を開園する事をしり、アキバ修道院へやって来ました。
修道院の規則正しく厳しい生活では、痩せるのではないかと・・・
もし、痩せなくても様々な魔術、特に生物系の魔術に精通した、大魔導士ヒロト様ならわたくしを減量させる事が、出来るのではないか。
藁にも縋る思い出で俗世とは縁切り、此方に参りました。
そして、わたくしは、人造人間身体に意識体を移植され生まれ変わりました。
豚令嬢から、修道聖女エリナに。
新しく生まれ変わったわたくしを御覧なさい。
逞しく美しい6本の腕、引き締まった逞しい美脚、六つに割れた腹筋等々。
豚令嬢時代とは、比べ物にならない素晴らし身体ですわ。
わたくしが、特に気に入っているのが、額の一角ですわ。
額の一角はわたくしの最大のチャームポイントだと思っております。
古き肉体を脱ぎ捨て新しく生まれ変わた、わたくしは大魔導士ヒロト様よりエリナの名前を賜りました。
聖なる夜伽の儀式でヒロト様に初めてを捧げました。
その夜は、他の修道聖女の方がと、夜が明ける迄、ヒロト様に可愛がって頂きました。
わたくしは、出家する事で、初めて女としての喜びを知る事が出来ました。
豚令嬢から、素晴らしい肉体を与え、美少女人造人間に生まれ変われた事は、感謝しております。
他の美少女人造人間と比べると大柄なわたくしですが、聖なる夜伽の儀式では、頑張るので沢山可愛がってください。
修道聖女エリナは、永遠に、女神リリス様の御使いにして大魔導士ヒロト様に、身も心も魂さえ捧げた眷属です。
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