5話 タングステンビキニアーマーと戦棍
#1
人造人間1号~4号迄が、修道院で平時、着る為の特別な修道服は、自動人形娘ハルカに命じて制作中である。
特製修道服とは別に、彼女達が、身に纏うビキニアーマーも、作成中である。
ビキニアーマーの素材としては、チタンで作成するか、タングステンで作成するか、悩んだがタングステンで作成する事にした。
タングステンは、ダイヤモンドに次ぐ硬度9の硬さがある希少金属だが、其の硬さゆえに衝撃に脆い言う弱点がある。
俺が開発した、特別なタングステン合金は、硬度9の硬さを保ったまま、衝撃に強い合金である。
タングステン合金は多様な色彩に彩色が、可能な合金である。
人造人間1号~4号の髪の毛と瞳の色に、合わしてビキニアーマーを着色して製作中だ。
ビキニアーマーのデザインは、高校生、大学生の時にアマチュアのイラストレーターとて活動し、俺がデザインした。
又、文字通り魂の抜け殻とかした、彼女達は以前の古い身体は魔動焼却炉で焼却し分とした。
その遺灰よりダイヤモンドを合成して彼女達が、身に着ける頭環、首輪、腕輪、指輪等の宝飾品に合成ダイヤを嵌め込む心算にしている。
道修聖女達も自分達、専用のビキニアーマーを身に纏う事が出来たら喜んでくれる事だろう。
#2
タングステン合金製のビキニアーマーには、色々と問題点があったが、克服済みである。
ビキニアーマーの問題点
1.露出が多い為、防具として機能していない。
三重の結界防御魔術を付与する事で解決。
剣戟でも魔術による攻撃でも高い防御結界で防いでくれる。
露出の多いビキニアーマーだが、フルプレートアーマーの数10倍の防御力誇る鎧である。
2.タングステンは、金属アレルギーを発症させる恐れがある。
金属アレルギー発症防止魔術をビキニアーマーに、付与する事で完結済み。
3.タングステンは、金と同じ比重がある重たい金属である。
ビキニアーマーに、重量軽量魔術を付与する事で解決済み。
ビキニアーマーにを纏った、修道聖女は、修道服を身に纏た時と同じ重さしか感じていないだろう。
彼女達の美しい身体の魅力を引き出し、又、最大の防御力を誇るビキニアーマーにが、完成する事だろう。
新しい人造人間の研究開発等、多忙を極める研究中であるが時間を捻出しては、ビキニアーマーを作製している俺であった。
ビキニアーマーの素材としてチタンより、タングステンを選んだ訳はアキバ島、外輪山に豊富なタングステン鉱脈がある為だ。
科学の代わりに、魔術が発達した世界なら、ビキニアーマーの素材として、オリハルコンかミスリルを使用すべきかも知らない。
全ての並列宇宙、パラレルワールドは、転移前の世界では、未発見の元素も含めて178の元素で構成されている。
その為、ライトノベルでは、馴染み深い架空の金属、オリハルコンやミスリルは、存在しないのである。
尚、魔術で造り出された特殊な合金や、チタン等の希少金属が、剣と魔法の世界でオリハルコンとかミスリと呼ばれいる可能性はないとは言い切れないが・・・
#3
身に纏うビキニアーマーの制作の次は、人造人間達に持たす武器の制作に取り掛かる事にする。
神父や聖女の聖職者が、使用する武器としては、戦棍が一般的な武器として扱われている。
俺は、多くのライトノベルの前例に倣う訳ではないが、修道聖女用の武器として、タングステン製の戦棍を作製する事にした。
彼女達は、人造人間に生まれ変わる前は、剣や槍等の武器を取り扱う必要のない暮らしをしていた娘達だ。
剣や槍等の武器は素人が、戦に使用するのは難しいのだ。
人造人間達は、自動人形娘ハルカには、及ばないまでも怪力を有している。
彼女達の怪力で、打撃武器である戦棍を振るえば恐るべき破壊力を発揮する。
又、4~6本の腕を有する彼女達なら、同時に2本~3本の戦棍を振るう事が可能である。
防御力の高いビキニアーマーを着た、人造人間が戦棍を持つと高い防御力と破壊力を兼ね備えた女戦士が誕生する。
戦棍に火炎系や電撃系の魔術を付与すれば、更に戦棍の破壊力は向上する。
美少女人造人間達が、俺の制作したビキニアーマーを纏い、戦棍を振るい戦う姿を早く見たいものだ。
嘸かし、ビキニアーマー纏い戦棍振るい戦う美しい人造人間は、絵になる事だろう。
誤字、脱字だらけの拙い小説ですが、応援宜しくお願いします。
又、誤字・脱字のご指摘とご感想もお待ちしています。