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幕間5話 愛と創造の女神リリスの礼拝殿にて

 修道院の中庭には、空飛ぶ円盤を思わせる異様な建物が建てられている。


 大魔導士ヒロトの屋敷兼研究所である。


 丸屋根(ドーム)の下の中には、愛と創造の女神リリスの礼拝殿である。


 礼拝殿の儀式の間では、新しく修道聖女として認められた4人の娘達を歓迎する儀式が、執り行われようとしている。


 祭壇には、半人半蛇、三面六臂の姿の女神リリスの神像が祭られている。


 美しい3面の顔は妖しい笑みを湛ている。


 4つの豊かな乳房と蛇の半身を持つ女神像である。


 黄金に輝く姿は、女神と言うよりは、悪魔と表現した方が相応しいかも知れない。


 金色に輝く女神像が、見守る中、4名の修道聖女達は、初めての聖なる夜伽の儀式に参加する。


 照明水晶の明かり照らす中、2人の人物が姿を現した。


 大魔導士ヒロトと修道院長代理の修道聖女ハルカである。


 2人の登場を合図に、4人の灰色のブルカは、脱ぎ捨られ失し纏わぬ美しい裸体が露になるが…


 修道聖女達の裸体は通常の人間とは異なる異形の姿をしていたのだ。


 ある修道聖女には、美しい腕が6本も生えていた。


 ある大女の修道聖女には、額から一角が生え、逞しい腕が4本も生えている。


 黄緑色の長い髪をした、小麦色の美少女の脇腹には鮫の鰓がある。


 彼女も美しい4本の腕を持っている。


 やや背の引く小柄な修道聖女の側頭部からは垂れた、うさみみが生えている。


 彼女には引き締まる4本の脚が生えている。


 人の女とは異なる姿をしているが、彼女達の異形の容姿は、人と異なる姿をしている故に美しかった。


 彼女達が信仰している異形の姿をした女神同様に、人を引き連れ妖しい魅力を備えていたのである。


 彼女達は、大魔導師ヒロト・フォン・ルドームにより、古き肉体を脱ぎ捨てて美少女人造人間(ホムンクルス)に生まれ変わった娘達てあった。


 ナンノ王国の各地から、アキバ修道院へやって来た4人の達は、古き肉体を脱ぎ捨て大魔導士ヒロトより新しい名前を賜る事で彼の眷属として修道聖女(ハーレム要員)として生まれ変わったのだ。


 照明水晶明かりは落とされ、自動人形(オートマタ)メイドが引くパイプオルガンが心をかき乱す妖しい音楽を奏でる。


 パイプオルガンが奏でる魔曲を合図に、新しく修道聖女に加わった4人を歓迎する聖なる夜伽の儀式は幕を上げるのであった。


 1人の魔導士と、自動人形娘ハルカを加えた、5名の修道聖女の魑魅魍魎(ちみもうりょう)の酒池肉林の宴は続く。


 パイプオルガンが奏で魔曲の中に時折、女の嬌声と呻き声が混じるが、再び激しく魔曲が奏でられかき消されてく。


 黄金に輝く三面六臂の女神像が見守る中、魑魅魍魎達による筆舌しがたい性の宴は続くのであった。


 東の空がしらむ迄・・・


 ナンノ王国の各地からアキバ修道院へ集まった、4人の娘は、大魔導師ヒロト・フォン・ルドームに身も心も魂さえも捧げて生まれ変わったのである。


 大魔導師ヒロト・フォン・ルドームの眷属としてハーレム要員として・・・


 女神歴318年1月27日の朝、4人の娘達、修道聖女ミズキ、修道聖女エリナ、修道聖女アユミ、修道聖女マサキは、新たな道へ進み始める。


 (性愛)と創成の女神と大魔導師ヒロト・フォン・ルドームに眷属として終生使える逃れる術の無い運命へと・・・

誤字、脱字だらけの拙い小説ですが、応援宜しくお願いします。

又、誤字・脱字のご指摘とご感想もお待ちしています。

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