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魔法の使い方  作者: 総督琉
第2章 魔法使いが学校生活
21/40

第21話 転校生

転校生が来る。


「転校生来るらしいぞ」


なにやらクラスが騒がしい。


転校生って珍しいか?


俺の学校なんか転校生だけのクラスあったぞ。


「転校生来るんだって」


柴山(しばやま) 弥助(やすけ)。俺の前の席の男だ。


「どうせただの引きこもりが、人生やり直そうと、転校しただけだろ。」


俺は屁理屈を言う。


「それはそれで凄いけど。」


弥助は苦く笑う。


予鈴と共に先生が入ってくる。


隣に……女か


実際俺は期待していた。


もしかしたら月島さんが戻ってくるんじゃねーかと。


そんな俺の希望は淡く消え去ったので、この転校生に興味はないんだよね。


グラウンドの生徒たちを見ていたのだが、飽きたので転校生に視線を変える。


いかにもお嬢様って感じだ。


どんなこと考えてんだろうな。


気になったので魔法を使う。


書く魔法(ライティングマジック) 魔法No.4 黙視読心(アイリード)


聞こえてきた。聞こえてきた。


「全くうるさい男共だこと。挨拶くらいさせてーや。………てかいつまで騒いどんねんこいつら。いい加減黙れよ。おい教師、突っ立ってねーで仕切れゴミ。あー、イライラする」


ゲスやないか!







今回の魔法


・魔法No.4

黙視読心(アイリード)

………目をつむると周りの心の声が聴こえる魔法。一人に絞ることも出来るが、集中力が必要。

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