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魔法の使い方  作者: 総督琉
第1章 序章の幕開け
14/40

第14話 日常

このクラスにはどんな人が?

「ここがE組だよ」


表情に出てしまうくらいとにかく…"ボロいな"。


すると女の子が話しかけてくる。


「今絶対ボロいって思った」


ギクッ!


「ゴメンゴメン。ボロかったから」


「ボロいって言った」


この子なんなんだろう。お世辞でも高校生に見えない見た目。


「君、何歳」


女の子は少し落ち込んだ。


なんか不味いこと聞いたかな。


「私、17歳です。」


じゅう……なな…!?


「ああ~、冗談か。」


そう思った俺は、おもいっきりツッコむ。


「そんな嘘、すぐにばれるぜ。お嬢ちゃん」


なぜか女の子は目を赤めて背を向ける。


「たしかに、レナは、中学生に、見えるかもだけど」


いや、小学生だろ。


レナは続ける。


「でも、でも、レナは高校2年生だし、」


「ほんとかな~」


僕は半信半疑で、口を挟む。


するとレナはなにか吹っ切れたように喋り出す。


「私、加藤レナと申します。失礼ですけどあなた年下ですよね。レナの方が年上だから敬語使え。分かったか?後輩君」


レナは凄く嗤う。


これからこいつと同じクラスかよ。ついてないぜ。


目良さんが耳打ちで話しかけてくる。


「レナちゃん、最近彼氏に振られて怒ってるから、気を付けてね。」


程なくして先生が来て、皆を席に座らす。


すると先生が切り出す。


「これより授業(ゲーム)を始めます。」


えっ!?





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