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第60話 神の末裔(下)

東の島、南に位置する村・アイルマセリアにて





今日の授業が終わって、がやがやしてる教室はまだ明るい。

教室はそんなに広くないし古いし、いつもはいろんな学年がごっちゃになって勉強してる。教室中どころか学校中の生徒がみんな友達ってくらいおたがいよく知ってる。

わたしはこの学校に通うの、そんなにきらいじゃない。



「うん、それで計算の方法も合ってるよ。これで宿題全部おわりだね」

「わーい終わったああ!レトちゃんありがとー!」

「あんたいつもレトちゃんに助けてもらってばっかりじゃん!」

「あはは、でも明日のそうじ当番代わってくれるんでしょ?」

「もちろん!このご恩はわすれませぬレトさま~!」



ちょっと勉強は簡単すぎて物足りないなって思う。

でも友達も先生も好きだし、いつもなら別の教室にミラ兄もいるから、不満ってほどじゃない。




「だーるーまーさーんーがころんだ!あっ動いた!」

「ギャー!」

「ピギャーー!!」

「けらけらけら」


気付いたら時計が一周半してる。


「ねえねえレトちゃん、つぎはなにしてあそぶ?」

「……ごめん、わたしもう帰らないと」

「そっかー!ばいばい!」

「うん、ばいばい」




エメ兄もミラ兄もいなくなって、今は村長さんのおうちに泊めてもらってる。お手伝いはしなくていいって言われてるけど、村長さんのおうちは私のうちよりちょっとだけ遠いから、長いきょりを歩かないといけなくて、かえっていつもより早く帰らなきゃいけない。



「つまんないなあ」


一人で歩きながら、ついそんなことを言ってしまう。


村全体が見渡せるちょっと高いところにあるおうちに行くには、坂をのぼらないといけない。

小さいころは歩いてるうちに息が苦しくなってしまってエメ兄におんぶしてもらってたなあ。もっと昔はお父さんだったのかもしれないけど、あんまりよく覚えてないや。

でも今は全然息切れしてない。

わたしも大きくなったんだなあって思うけど、それ以上になんだか最近体調がいい。いつもならこんなに走り回った日の夕方はつかれすぎて立ってられなくなることも多いのに。



でも、いくら元気になったって、うちにだれもいないんじゃつまんないな。

少しずつ点いていく家のあかりが下にいくつも見えて、気持ちがもやもやしてくる。





村長さんのおうちの庭先に着くと、村長さんと奥さんが話してるのが見えた。わたしにはまだ気付いてないみたいで、それなりに大きい声で話しこんでる。



「やっぱりいくら皆で世話するからって、子供だけの暮らしを許すのは良くなかったのかもなあ」

「私はあの子達が不憫でたまりませんよ、酷い目に遭わされてないか心配で心配で」

「今からでも若い衆で捜しに行くように声をかけてみようか」





まただ。


なんとなくだけど、村長さんたちの方が「正しい」ことはちゃんとわかる。「いい人」で「やさしい」こともよく知ってるし、言われなくても感謝しなきゃいけないことはわかってる。


「ただいま」


「……!レトちゃん、おかえりなさい」

「学校どうだった?しんどくなってない?」


一しゅんだけビクッとしてから、何もなかったように笑顔になってくれる二人のこと、わたしはきらいじゃない。その目じりのしわも、見てるとほっとする。



「レトマーナからおねがいがあるの」


だけど、ううん、だから。


「その話、だれにもしないで」



「…………わかった、そう、そうだね」

「…………だれにもしないのがいいね」



わがまま言ったり泣いたりしてこまらせるより、こっちの方がいいと思う。


「ごはんにしようか」

「はあい」


だってほら、「おねがい」きいてくれたことに気付いてすらいないもの。



ごはんを食べ終わって部屋にもどると、まどの外はもう真っ暗になってた。風でゆれる葉の音がやけにうるさく聞こえるのは、このおうちが静かすぎるからかもしれない。











――「おねがい」したら、家族以外ならだれでもきいてくれることに気付いたのは、うーんと小さいころだった。

昔はみんなわたしのことが好きで、かわいがってくれてるんだと思ってた。


ちがうって知ったのは、お父さんに「おねがい」して、全然きいてもらえなかった時。

何をおねがいしたのかはわすれちゃったけど、その時お父さんが見たことないくらい悲しそうな顔をしたから、やっちゃだめなことなんだなってぼんやりわかった。


「おじいちゃんが悲しむよ」

とも言われた気がする。だから、わたしのおじいちゃん――えいゆうマセリアから受けついだ力なんだなって思った。お母さんはもともとお父さんのしんせきだったから、ハルカさまの祝福は受けてるけどえいゆうマセリアの力のことはよく知らなかったのかもしれない。




エメ兄がおねがいしてるところは見たことない。ミラ兄もおねがいしてるところ見たことあるけど、たぶん「本当になんでもきいてくれる」ことには気付いてなくて、自分がかわいいからだって思ってるんじゃないかな。

だってミラ兄の「おねがい」はほんのちょびっと数えるていどの時間しか効果がないし、そもそもおねがいした内容自体、相手の受け取り方によって変わっちゃうくらい弱い。




とにかく、この村で今「おねがい」のことを知ってるのはわたしだけで、きかないのはエメ兄とミラ兄だけ。

といっても別に、おねがいしなきゃいけないくらい上手くいかないことなんかなかったから使い道なんかなかった。

良くないことが起きたとしても、何が正しいのかとか、何がまちがってるかなんかすぐわかった。言い方さえ気をつければ友達にもたよりにされるばかりで、おこらせたり悲しませたりなんてめったになかったから、使い道がなかった。


何より、お父さんが悲しむのはもういやだったから使うことなんかなかった。



お父さんとお母さんが死ぬまでは。




子どもだけでくらすなんて、エメ兄がひとりで家の仕事も畑仕事もするなんて「よくない」って、「かわいそう」って、大人がうわさしてた。

エメ兄がいくらがんばっても、ミラ兄がいくらいやがっても、ううん、むしろがんばればがんばるほど。いやがればいやがるほど。

はなれることが「正しい」んだと、空気でそう感じてた。



だからわたしは心の中で、お父さんに「ごめんなさい」と「さよなら」を言った。



村長さんに、先生に、近所の人に。大人にたくさんたくさん「おねがい」をした。

わたしのおねがいだって、そんなに長くつづくわけじゃない。一時間もしたら切れてしまう。

でも、色んな人に、できるだけたくさんの人に。その人が口に出すより早く「おねがい」することができたら。

おねがいしてない人でも、むしろおねがいしてない人だからこそ。

「みんな良いって言ってるんだからきっとこれは良いことなんだ」

って思うようになってくれた。少しずつ少しずつ時間をかけて、この村はわたし達の暮らしを受け入れてくれるようになった。



エメ兄もミラ兄も毎日笑ってたから、わたしも二人とはなれなくていいから、三人での生活が一番良い。たとえこれが悪いことだとしても、悪いなんて思ってる人はだれもいないから。

わたし達にやさしいこの村が、わたしは好きだ。

使命なんて、役目なんて、運命なんて、神さまだけのものでいい。

わたし達はかんけいない。何もいらない。わたし達からだれも何も取らないでくれたらそれでいい。


エメ兄がごはんを作ってくれて、いっぱいほめてくれるから。

ミラ兄が頭をなでてくれて、いっぱいお話してくれるから。

これがわたしの幸せ。








なのに、なのに。




ざわざわ。ざわざわ。

風が本当にうるさい。気持ちがささくれ立つ感じがして、こういう夜は好きじゃない。


ミラ兄が連れて行かれた夜のことを思い出すから。









「やあ、ただいま」

「えっ?どちら様?」

「そんなに他人みたいな反応されるとは。ちょっとショックだなあ」


あの声を、思い出してしまう。



「ミラディス……だね?こうして会うのは初めてかな。私はマセリア。君達の祖父だよ」

「は?」

「肖像画や彫像とかになってないかな?この顔、見覚えあるだろう?神は君達みたいに歳をとらないからね、驚かせただろう」

「……いや。そういう仮装ドッキリいいから。死人が来るわけないでしょ」

「確かに妻も息子も死んだと思っていたけど、私まで死んだことになってるとはね。しかも英雄ときたものだ、そんな大したことはしていないのにむず痒いな。でもまさか孫がこんなに立派に育ってたなんて、そんなに時間が経っていたんだね」

「ちょっと黙って」

「おっと」


そう、それでミラ兄の剣が防がれたんだった。神さまの子孫としての力は弱いけど、きらめくようなあの剣さばきはきっと、世界で一番きれいなものだったのに。


「…………!」

「いきなり危ないじゃないか」

「……貴様は……」

「そう睨まないでくれないか、ミラディス。とって食おうとしているわけじゃないんだよ」

「何が目当てだ」

「君だよ」

「…………僕が、目的?」

「そうだよ、ミラディス。こんな忌まわしい場所から早く出なさい」

「……自分が守った村、だよね」

「もう来ないさ。もうここに用はない、はっきりと分かった」

「なんて無責任な!村やお父さんを見捨てたんだな!やっぱり僕の敵だ!」

「おやおや、そんなに警戒しないでくれ……」

「死ね!」


見もしないで止められて良いようなものじゃない。そんなに雑にあつかって良いものじゃないのに。


『かくれて』



すみれ色のかみの毛がゆれる。気を失ったミラ兄を受け止めた相手は、わたしが声をかけるまで、その場にしずかに立っていた。





「おそかったじゃない、おじいちゃん」

「ああ、レトマーナだね。昔の知り合いに聞いたから名前は知ってるよ、立派にやっているそうじゃないか」

「むだ話はよして。それにまたわすれるように『おねがい』しなきゃいけないじゃない、めんどうなことしないで」

「ああ、君は誘惑(テンプテーション)ちゃんと使えるんだ。ミラディスが正体を疑ってたくせに、一向に使ってこないから変だと思ったんだ。大丈夫だよ、もうろくしてる老人にしか会ってないから」

「……ったく、今まで本当に何してたの?お父さんの苦労とか考えたことなかったの?」

「そう怒らないでくれないか」



わたしと、そしてお父さんと同じかみと目の色。会ったこともない神さまだけど、おじいちゃんが本当に来たことくらいすぐにわかった。

だって。



「ほら、これが目当てでしょ。早く持って行って」


レーヴァティンが、さわがしかったから。


「……久々に見るよ」

「ミラ兄は気配までは感じ取れないけど、それだって三年もかくすの大変だったんだからね。大した魔物が来なくてよかった」

「神がいなくて聖遺物だけがある場所は狙われやすいからね。まあ聖遺物自体、人にとって無害なものではないんだけど。でも君はそんなに悪影響受けてないように見えるけど?」

「ふざけないで」


レーヴァティンを投げ捨てる。

おじいちゃんはあっさりとそれを受け止めて目を細める。

なんだか落ちつかなくて、かべにもたれかかってつぶやく。


「わたしがやったことなんてきっと何の意味もなかったんだから」

「……『もう一つの聖遺物』のことも前から知ってたんだね、君は」

「『それ』のせいであなたがここに入れなくなったことも、お父さんとお母さんが必死に押しとどめてたことも、全部お父さんが死んじゃう時に聞いた。それに、わたし達だってそんなに元気じゃないよ」

「その件については……本当にすまないと思っている」

「あやまるくらいならお父さんとお母さんを返してよ!魔物に負けたなんてよくもそんな出まかせを!」

「レトマーナ」



わたしは本当のことを知っている。小さかったけど、その意味がわからないくらいばかじゃない。



「あなたが『()()()()()()』に負けなければ、この村が『()()()』に乗っ取られることもなかったんでしょ!」



おじいちゃんのすねを思いっきりける。よけられもしないし、全然いたくなさそう。

にらみつけるけど、よゆうありげな笑顔で見下ろされるだけだ。



「何笑ってるの!それに『あれ』がだれを呼んでるかも知ってるんだよ!わたし怖かったけど、一生けん命かくしたんだよ!なのに!!」


それも三年前。さわるだけでやけどするくらいキョゼツ反応がでたから遠くには運べなかったけど、それでも空き家の奥にかくしたはずだ。だれにも見つけられないはずだった。

『あれ』がどういうわけか学校に現れなかったら。あれが展示の日じゃなかったら。いっそわざわざ見に来てくれるような人じゃなかったら良かったのに。




「結局覚醒してしまったんだな。段違いにたちが悪い神だから無理もないか。その結果、なんとか私が村に入れるようになったなんて皮肉な世の中だね」

「もうだまってよ!もう手おくれじゃない、なにもかも!」

「きっと君やレーヴァティンの力をもってしても、ここが限界だった、それだけだよ」



何も言い返せなくて奥歯をギリギリとかみしめる。


手おくれ。ここが限界。無理もない。

そんなこと、言いたくも言われたくもなかった。でも感じ取れる。あの人の中身は『混ざりすぎている』。

おじいちゃんの血、ハルカさまの祝福、そしてもうひとりの『呪い』が、体の中で殺し合っている。何も起こらないはずのバランスが、雷の本のせいで一気に崩れた。



「君に兄なんかミラディス一人しかいなかった、そう思って諦めなさい」

「自分が負けた結果を見たくないだけでしょ!ひきょう者!」



やけどして帰って、苦しい言い訳をして泣いてごまかしたわたしの手を冷やしてくれた、大きくて傷だらけの手を思い出して息がまた苦しくなる。あの人がこれからどうなるか予想するのはあまりにも簡単すぎる。きっと死ぬなんて生易しいものじゃない。



「エメ兄を人に戻してよ!いしきを飲み込まれるまでに、災厄そのものに成り果てるまでに、中にいるあいつのこと殺してよ!!」



「……もちろん、それも含めてだよ。今ここに来た理由は」

「レーヴァティンでなんとかできるの!?」

「ああ。でも私だけではできない」


そう言っておじいちゃんはわたしに背を向けた。ミラ兄をその腕に抱きかかえたまま。



「どこに連れて行くつもりなの!」

「とても良い街があるんだ。学校も病院も、遊び場だってたくさんあるし、生活のことだって何一つ心配しなくて良い。欲しい物も食べたい物も何でも買ってあげよう」

「そんなことどうでもいい!ミラ兄に何するつもりなの!」

「もう寂しい思いはさせないよ、一緒に暮らそう。全部終わったら君のことも迎えに来るからね、レトマーナ。我慢して良い子にして待っていなさい」

「いや!だめ!ミラ兄もわたしもここでずっとくらすんだから!」

「……このままでは村ごと惨殺されるだけだと、解っているんじゃなかったのか?」

「……!」

「もう一度言う。エメルドのことは諦めなさい。ミラディスのことは我慢しなさい。良い子で待っていなさい、レトマーナ」



「待って!行かないで!ミラ兄を返してよ!」

いくらさけんでも追い付けないまま、二人のすがたは夜に消えて行った。





ミラ兄はどこに行っちゃったの?ミラ兄がいなくなった村の中で、わたしどうやって生きていけばいいの?

ミラ兄は大好きなお兄ちゃんだけど、それだけじゃない。

たったひとり、レーヴァティンを受けつぐ使命を分かち合える人。神の力は弱いけどそんなこと取るに足らない。

きれいできれいで、なみだが出るくらいに澄み渡った剣は他のだれにもまねできない。あのすさまじい才能をそばで見られる時だけ、自分が神さまの子孫で良かったと心から思う。

体が引き裂かれたみたい。もう一人の自分がいなくなったみたい。体のどこかがいたくていたくてたまらない。


そんな風に何もできないまま一日中泣いて泣いて、エメ兄が帰ってくるのをただ待つことしかできなかった。

エメ兄の顔を見ると、止まってたなみだがまた出てきて、息ができずに死んじゃいそうだった。



やさしいエメ兄。何があっても守ってくれるエメ兄。何も知らないエメ兄。かわいそうなエメ兄。

いっぱいなやんだけど、やっぱり本当のこと、とても言えなかったよ。

せめて何も知らないまま、何にも絶望しないまま、がけから落ちるか何かで苦しまずに死んでほしい。



「心配しなくても大丈夫、大丈夫だから」

ちがう、ちがう。お兄ちゃんに死んでほしいなんて思う、わたしは悪い子なんだ。そんな風になぐさめてもらう資格なんかないんだ。


「お前の兄は賢いな」

ヨイテちゃん、そうなの。ばかなのはわたしの方なの。






エメ兄もまた出て行って、わたしは一人になった。

何をまちがったのかすらわからない。

レーヴァティンをかくしたこと?雷の本をかくしきれなかったこと?それとも、二人にぜんぶだまってたこと?


今わたしの周りにあるのは、私の思い通りのことを「正しい」と言ってくれるだけの、わたしのための村。わたしがまちがってたとしても、悪かったとしても、答をだれも教えてくれない村に、わたしがしてしまった。

だからわたしはこの村でのくらしを「幸せ」だと思わなきゃいけない。せきにんを取らなきゃいけない。




お父さん、お母さん、エメ兄、ミラ兄、ごめんなさい。

レトマーナは悪い子です。つぐなわなければいけません。


「帰ってくるから。お願い何でも叶えてやる!」


そんなこと言われても、思い浮かばないよ。

おねがいしたいことなんか何もない。

叶うはずのないことしかねがえない。




許してほしい。

ふつうの人になりたい。

ふつうの人になってほしい。



正しいこととまちがってることを知りたい。

やさしくなんかされたくない。

たくさんのことを知りたい。





全部全部、わたしがねがってはいけないことだから。


ましてや。











「ここから出たい」


なんて、思っちゃだめだよ。

妹も妹なんだよな




レト「お兄ちゃんごめんなさい……」


大丈夫、長男は美女と新婚クルーズしてるし、次男は複数の女の子に囲まれてるよ

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