祭りのあとの静けさに。
残り滓が 啼いている
酒に溺れていたかのように
いくら絞ってみたところで
止めどなく溢れる
尽きることのない衝動は
ずっしりと突き落とされた闇により
輝きを失った世界
凪が全てを支配してゆく
ただ
ふいにやって来たのは
いつもの光景
ありふれた日常
命を救うという行為には限りがなく
痛々しいまでのサイレンが響き渡る
連休なんて ── 極一部にしかない
レスキュー隊には
休みなど存在しないのだろうか
交番脇の 薔薇の蕾がわずかに微笑んでいた