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よろず屋 -むかしのこと-  作者: 幹藤 あさ
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6話

駐車場にやってきたむつが精算機で精算をしていると、すぐに酒井が財布から小銭を取り出して、ちゃりんちゃりんと入れてしまった。


「何するんですか…」


「運転して貰うのに駐車場代も出させたら立つ瀬がないじゃないですか」


「でも…」


むつが鞄から財布を取り出そうとすると、酒井はそれを手で押さえるようにしてしまわせた。


「運転お願いしますね」


「…分かりました」


むすっとした顔でむつが言うと、酒井はくすくすと笑った。自分がここまで来るのに使ったのだから、駐車場代を出して貰うのは違うような気がしたが、ここは酒井に甘える事にした。

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