表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋 -むかしのこと-  作者: 幹藤 あさ
262/1084

5話

「あ、あの…お母さんの意識も戻られましたし…俺はそろそろ…」


居ずらいのか、西原は退散しようとしていたが、冬四郎が引き留めた。


「西原君もあの場を見てるからな、ちょっと話を聞きたい。まだ時間が大丈夫なら、だけどな」


「はい…大丈夫です」


「まぁ、むつ。西原さんからお母さんって呼ばれたわ。お母さんは西原さんなら賛成ですよ。応援しますからね」


「お母さん、落ち着いて」


「母さん」


きらっきらした目で楽しそうに、むつと西原を見ていた母親だったが、冬四郎が呆れたような声を出すと、母親は口元に手を当てて、くすくすと笑った。


少し赤くなっているむつと困りきっている西原が、面白くて仕方ないという感じだったが、母親はすぐに笑みをしまった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ