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よろず屋 -むかしのこと-  作者: 幹藤 あさ
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3話

冬四郎に見付かり、へこへこと付いていく祐斗と西原を道を挟んだ所から見ている人影が4つ。こちらは、どの人影もがっしりとして背も高い体型のようだった。


「やっぱり、あの2人はダメだな」


「相手は宮前さんですよ?尾行なんて通じるわけがないんですよ。甘く見すぎです」


「…悪い事をしちゃいましたね」


「冬四郎もまぁまぁ鋭いですね」


「だとしても、西原は尾行下手なんじゃないか?あいつ、あれで仕事してるのか?晃、ちっとあいつは叩き直さなきゃいけねぇよ」


「そうですか?冬四郎の尾行をさせてるわけではありませんから…むつに見付かったら、ことですけど」


「むぅちゃんは気付いてないんでしょうか」


「どうでしょう…あの様子からして大丈夫じゃないですか?それにしても…」


「宮前さんの前で失礼とは思いますが…馬子にも衣装ってやつですね。すっかり女性らしくなってましたし」


「えぇ…私も驚きました」


「むぅちゃんは元が良いですからね」


「それはありますね。ちょっとファンデーション塗るってアイライン引くだけでだいぶ違いますし」


「…むつは、皆さんの前で素っぴんを過ごしてる事が多いんですね?」


「まぁ…そうですね」



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