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よろず屋 -むかしのこと-  作者: 幹藤 あさ
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2話

よろず屋の事務所の入っているビルに着いたむつは、寒そうに足早に事務所のドアを開けようと鍵を差し込んだ。だが、開いているようで回らなかった。


「おはよーございまーす」


むつが入っていくと、すでに颯介と山上が来ていた。2人の方が早いのは珍しく、むつはゆっくりし過ぎたかと壁掛けの時計に目を向けた。いつもよりは少し遅いが、まだ十分に早い。


「おはよう」


「よっ、昨日は寝れたか?」


「うん…大変だったからかな?疲れて寝て、朝までは起きなかったよ」


大変だったとむつは言いながらも、どこか嬉しそうに微笑んでいる。その表情を見て、颯介と山上は首を傾げている。ふふっと笑ったむつは、鞄とヘルメットを置いて上着を脱ぐと、キッチンでコーヒーをいれて戻ってきた。


「ねぇねぇ…」



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