How lost?
時は2XXX年、科学技術が発達し、人とロボットが当たり前のように暮らすようになった。
ロボットは洗濯から食事はもちろん。学校、会社の送り迎えや冠婚葬祭にまで使われ、
今では生活になくてはならない存在となった。
そのロボットの名前は 『House robot』 通称:ハロット
そしてこのハロットは一世帯に一台必ず所持しなくてはいけない法律が全世界共通で定められた。
身寄りのない人から、家のない高齢者の方、ニートにもそれは適用される。
このハロットは外ではバイク、車。電車にも飛行機にもなり、家では人間の感情や行動を読み取り、人間が喋らずとも意思疎通が図れた。
こんなにも優れたものはすぐに各国に広まり、全世界で普及されるようになった。
それからは恐ろしいスピードだった。
人間の堕落していく速度が。
それから人は努力することをやめた。全てハロットが解決してくれるからだ。
人間は誰しも楽な方に逃げてしまうもの。それ感情ですらハロットが読み取ってしまう。
そして人間は家から出ることをやめた。仕事に行くのにもハロット、学校へ行くのもハロット。教師や社長でさえもハロットだ。
町はハロットで溢れかえった。
だが人間は絶滅しなかった。感情を読み取り、自分に最適なパートナーでさえハロットは見つけてしまうからだ。
技術の発達により、戦争が起きることもなくなった。
技術の発達により、誰も悲しむ事もなくなった。
技術の発達により、寿命以外の無意味で残酷な死もなくなった。
あぁ、なんて素晴らしい機械なのだろう。
機械一つでこの世界はこんなにも平和になった。
初めまして二枝 水と申します。
別名義で他サイトに投稿していた小説を消し、多少の修正をしてこちらのサイトで投稿し直しました。
こんな未来もそう遠くはないかもしれないなと思いながら書きました。
読んでくださった方はきっと、『何とも言えない駄作だな』と感じていると思います。
無論私もそう思います。
ただ一つ私が言えるのはこれも一種の平和かなと私は思います。
拙い作品を最後まで読んで頂きありがとうございました。




