2人目の出会い
えー、更新が遅くなりすいません(^ω^;);););)久しぶりの更新ですね。これからまた話数を増やしていきたいと思います。また明日明後日あたりに更新したいと思います('、3_ヽ)_スヤァ
「__…落ち着いたか?」
「はっ、はい…すいません…」
場所は変わらず酒場にて、名前も知らない少女に抱きつかれて約20分が経ったあたりだろうか。少しずつ落ち着いてきたのかまだ目元は赤いがようやく解放してくれた。
「とりあえず、名前聞いていいか?」
「わ、私の名前は…バセット、です」
少女…バセットは少し躊躇いがちにそう告げると逃げるように走っていった
「悪いな、アイツ人見知りなんだよ」
「そ、そうなのか…?」
なんか人見知りとは違うような逃げ方をしていた気がしたがとりあえず追求はしないようにした。
「…それで?泊まっていくのか?」
「悪い、それはまた今度で」
そう告げて俺はバセットを追いかけていった。
※
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「…はぁっ…はぁっ…」
バセットを追いかけて走ることしばらく。率直に言うと見つからなかった。
「バセット…どこにいるんだ…」
辺りは暗くなり視界も悪くなって少しずつ見つけにくくなっていた。
「このままじゃ拉致があかないな…」
魔法はあまり使いたくないが、人探しの為だから仕方ない。
「…ライトッ!」
そう叫び、周囲が明るくなるイメージをすると周囲が昼間のような明るさになった。
「この状態だと行ける…っ」
そう思ってまた走り出すと、すぐにバセットに似た人を見つけた。
「見つけたぞ、バセッ__」
「__私はバセットではないにゃ、人間?」
そう言うやいなや俺の腹を狙って蹴りかかってきた。
「__がぁっ!?」
避けることが出来ずに建物まで吹き飛ばされた。
「私は女神__」
意識が朦朧としている中バセットは…少女は
「女神__バステトにゃ。覚えておけ、人間」
こう冷徹に告げ、俺の目の前は真っ暗になった。