第五百九十四話『教えてつかわすのにゃん』
第五百九十四話『教えてつかわすのにゃん』
《ホントのホントに、やり直してしまったのにゃん》
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「んならば、
つつしんで、
教えてつかわすのわん」
『ごっほん』
「いぃい? ミアン。
妖精でも、
ネコでも、
人間でも、ね。
生きていくうえでは」
『顔で笑って心で泣いて』
「が必ずつきまとうのわん。
なもんで」
『パラリン失格』
「っていう、
あんまりにも冷酷なる」
『ファンタジー現実』
「を突きつけられた、
いかにもみじめな」
『アタシはミーナ』
「も、ほら。
見てのとおり、
お顔は笑いに笑っていても」
「心じゃあ、
泣きに泣いてるのにゃん?」
「うん」
ぽっ。
『きゃはははっ』
「あのにゃ。
にゃあに」
『どアタマ、かきかき』
「にゃんぞしにゃがら、
照れ笑いしてんのにゃん?」
《ホントのホントに泣いてるのにゃん?》
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「んだからぁ。
お顔が」
『きゃはははっ』
「って、
笑ってれば、
笑ってるほどぉ。
逆に心は」
『しくしくしくっ』
「って、
泣いてるんだぁってばぁ。
……ってなもんで、
今アタシはね」
『悲しみの湖』
「に自らを沈めちゃって、
……きゃははっ。
どうにも、
浮かびあがれないで、
……きゃはははっ。
とまぁ、ご覧のとおり」
『もがきにもがいてる』
「のわぁん。
んもうホント、
どうにもならないくらい、
悲しくって悲しくって」
『きゃあっはははははぁっ』
「なぁんて、
笑い転げるありさま、
なのわぁん!」
《んでも楽しそうにゃもんで、つづくのにゃん》




