第五百八十五話『白旗(しろはた)にゃん』
第五百八十五話『白旗にゃん』
《アレを使っていたにゃんてにゃあ》
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「んならばっ」
『ミアンの、
なんともブキミな、
底知れぬガンコさ』
「に多大なる、
敬意を評して」
『白旗を上げ、
さぁっぱりのぱり、
な気持ちになって、
降参するのわぁん!』
ばさっばさっ。
「きゃはっ。
白旗が」
『すずやかなるそよ風』
「になびいて、
いかにも、
気持ち良さげ、なのわん。
今なら潔く、
白状しちゃえるのわぁん」
『んだぁってさ。
ここいらが潮時。
アタシの限界なのわぁん!』
《にゃあんか勝ってしまったのにゃん》
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「あのにゃ。
つかにゅことを」
『おたずね』
「してもいいのにゃん?」
「あのね、ミアン。
いっくら、
相手が親友だからって」
『歯医者』
「……じゃなくって」
『敗者』
「に情けは無用なのわん。
なもんで、
堂々たるお姿でもって、
エンリョなく、
おたずねするがいいのわん」
「んにゃら、
お言葉にあまえて。
にゃあ。
ミーにゃんが手にしてる、
んの大っきにゃ白旗、
どうしたのにゃん?」
「なぁんて、
聴かれるまでもなく、
アタシが寝ている」
『おフトンのしき布』
「に決まってるのわぁん」
《と、ここでウチの、ぶつぶつ、にゃん》
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「ってことはにゃ」
『乾かしてる』
「のにゃん。
とまぁ、
ここまで想像がつけばにゃ。
どうしたって」
『ウチのどアタマに、
一つの絵図が、
ぶわっ、
と浮かびあがってくる』
「ようににゃるんし、
んれが元で」
『親友のお顔を、
ナめるように、
見入ってしまう』
ようにもにゃるんよ」
《ここまできたら、当の相手に確認してみるのが一番にゃん》
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『さてはミーにゃん。
今日もまた……んぐっ!』
《ウチに起こったことを見極めるためにも、つづくのにゃん》




