第五百七十四話『夢のランドセルとも「さよにゃら」にゃん』
第五百七十四話『夢のランドセルとも「さよにゃら」にゃん』
《記憶の遠い彼方? ネコにゃもんで忘れちゃうのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「っていうか」
『ランドセル』
「をくれるんなら」
『アタシだって、
生徒になりたいのわぁん!』
「ミーにゃん、無理にゃん。
にゃっ。イオラにゃん」
「そうね。
ミーナちゃんには」
『大変申しわけありません』
「となっちゃうのだけれど、
どうしたって、
無理なモノは無理なのよね」
「無理無理無理無理って……」
『無理が通れば、
道理が引っこむ』
「なんとかなるはず、
なのわぁん」
「どうにも、
にゃらにゃいのにゃん」
「そうね。
これだけは、
どうにもならないわね」
《にゃあんせ先生がいてこその生徒にゃもん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んなら、
しょうがないのわん」
「くれるのにゃん?」
「くれるのかしら?」
「んだからぁ」
『アタシのふところ具合、
どうにもこうにも、
万年、
空っぽのぽ、なのわぁん』
「なもんで」
『ランドセル』
「なるもんは、
記憶の遠い彼方へ、
と追いやって。
んのついでに、
アタシたちも、
時間を近い過去へと、
さかのぼって。
んれが終わったのなら、
しゃきぃぃん、
と気分一新」
『まるで何事もなかった』
「かのような、
お顔とアタマと心とで」
『聖なるおしゃべり』
「やり直すのわぁん!」
『はいにゃん。
ミーにゃん先生』
『はいはい。
ミーナちゃん先生』
「くうぅぅっ。
いい忘れてたのわん」
『先生』
「なるもんも一緒に、
記憶の遠い彼方へ、
と追いやって、
今後この件でアタシを」
『先生呼ばわり』
「するのは」
『ご法度』
「にしちゃうのわん。
もしも、もしも、よ。
このオキテを万が一にも、
破ろうもんなら、
誰かれかまわず」
『お尻ぺんぺん百たたきの刑』
「が待ってる、
なぁんて、
ホントのホント、
覚悟しちゃうが、
いいのわぁん」
「にゃんとまぁ。
ミーにゃんに、
待ってるのにゃん?」
「あらまっ。
ミーナちゃんに、
待ってるの?」
「……おい、こら」
『ミアンとイオラに待ってる、
に決まってるのわぁん!』
《にゃにムチャクチャいってんのにゃん。……つづくのにゃん》




