第五百六十七話『大胆不敵(だいたんふてき)に素敵(すてき)にゃん』
第五百六十七話『大胆不敵に素敵にゃん』
《ミーにゃんにゃって大胆不敵にゃん》
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「ううっ。
あんまりの潔さに、
なぁんとなく」
『ちっくしょう。
ミアンごときに、
してやられたのわぁん』
「な気分に駆られてならない、
純情極まる、
アタシ、なのわぁん」
《にゃおっ。心が、ぐらぐら、してきたのにゃん》
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「とぉってものても、
じゃないけど、
このままには、
しておけないのわん。
よぉし。
心は決まったのわん。
向こうがそうくるんなら、
こっちだってぇ」
『負けてはいられないのわん』
「とばかりに、
んれはもう」
『大胆不敵』
「も」
『大胆不敵』
「これ以上はない、
って自画自賛するのを、
惜しまないくらい」
『大胆不敵』
「にぃっ」
にやり。
《と笑ったお顔が、にゃんともまぁ大胆不敵にゃん》
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「なぁるほろぉ。
んなら」
『よし』
「と、しちゃうのわぁん!」
『ミーにゃん!』
「うんうん。
——きゃはっ。
あの喜んだお顔ったら。
なぁんとも、
愛おしくて愛おしくて、
たまらないのわぁん——
ミアン。
お姫さまとして、
ここに宣言するのわん」
『アタシはミーナ』
「の寛大なる心から生まれた」
『思いやり深い英断』
「でもって」
『大目に見るのわん』
「か、はたまた」
『許すのわん』
「か、
どちらか好きなほうに、
してあげちゃうのわぁん」
《無事に和解できて、ほっ。……つづくのにゃん》




