第五百六十五話『成り行きを見守るネコにゃん』
第五百六十五話『成り行きを見守るネコにゃん』
《ミーにゃんとのお約束、にゃもん》
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『あ』
「——と涙目はどこへやら、
って自分でも、
途方にくれるくらい、
たちまちのうちに、
消えちゃって、か、
はたまた、
消しちゃって、か、
なったのわん——
念のために、
いっておくけどさ」
『バチは当たらないのわん』
「とはいってもね。
別にミアンが」
『太鼓たたき』
「がヘタとか、
そういう話じゃないもんで」
『一心不乱にたたきまくった、
ウチの努力が、
やがて実を結んでにゃ』
「などなどなどの、ね。
んれはもう」
『お涙ちょうだい』
「レベルの」
『心に、
ぐさっ、
と突き刺さる』
「ネコには、
とうていマネのできない」
『エピソード』
「が生まれる」
『器用なマネ』
「なんて、
しなくたっていいのわん。
なもんで」
『ほっ、と一安心』
「するがいいのわぁん」
「あのにゃあ」
《とネコにゃのに開いた口がふさがらにゃいんよ》
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「にゃあって、
勝負の前に、
ミーにゃん自身が、
いったのにゃんよ」
『声をかけるまで、
手出ししちゃあ、
ダメなのわん』
「にゃあんて意味の発言を。
にゃもんで」
『しょうがにゃい』
「って、こぢんまりと」
『香箱座り』
「してにゃ。
たにゃたにゃ」
『成り行きを見守る』
「しかにゃかったんよ」
《せめてネコ並みの記憶力くらいは持ってにゃん》
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「へぇ」
『ネコ並み』
『ならいいのわん?
それならそうと一刻も早く、
いって欲しかったのわん」
「にゃん?」
「んなら、
今からアタシも」
『にゃうわん』
「……にゃあ、ミーにゃん」
「なにわん?」
「んれってひょっとして」
『ネコ鳴き』
「のつもりにゃん?」
「うん」
「あのにゃあ」
『ネコをにゃめては、
いけにゃいのにゃよぉっ!』
《とてもネコにはにゃれそうもにゃい、とあきらめたのにゃん》
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「あっ。
それはそうと」
「にゃん?」
「ねぇ、ミアン。
さっき」
『しょうがにゃい』
「っていったけどさ」
『しょうが』
「なんて、
天空の村にないもんを、
切らしていたのわん?」
『あのにゃあ』
《ボケにゃんてかますヒマがあったら、つづくのにゃん》




