第五百六十三話『バチが当たらにゃいのにゃん⑥』
第五百六十三話『バチが当たらにゃいのにゃん⑥』
《脱線中の最終列車にゃん》
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『アタシが、
おしゃべりしてる真っ最中』
「だってぇのに、
なにありもしない」
『冷蔵庫』
「のありもしない中身なんぞ、
のぞいてるのわん?」
きょろきょろ。
きょろきょろ。
「はて?
ミーにゃんミーにゃん。
どこに」
『お刺身の上トロ』
「を」
『お隠しあそばれた』
「のにゃん?」
《ありもしにゃい冷蔵庫にゃもんで、にゃいんにゃって》
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「ミアンに」
『おしゃべりを中断』
「されたままじゃあ、
あんまりにも」
『ふがいない』
「のわん。
なもんで、
ここはぜひとも、
気分を刷新……か一新して」
『工場心、
じゃなくって、
向上心、のせいで、
太鼓たたきをミアンに、
代わってあげられなくって、
うれしいやら悲しいやら、
てんてこまい、なのわん』
「とかいう意味の発言に、
次いでしゃべった」
『なぁんて、
いかにも正直に』
「から」
『やり直すのわん!』
《迷いのある船出、とお見受けしにゃがらも、やり直しにゃん》
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「なぁんて、
いかにも正直に」
『心情を吐露』
「したからには、
なぁんといったって、
ミアンも」
『親友』
「なもんで」
『暗黙の了解』
「をしてくれるのに違いない、
とまぁ、
いかにも好都合に信じてぇ」
《『いかにも』がお好きにゃん?》
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『そぉれっ!』
どどんがどん!
かっか!
どどんがどん!
「にゃあんとまぁ。
またもや」
『一心不乱』
「とはにゃ。
どうやら、
ウチにゃけじゃにゃく、
ミーにゃんにまで」
『マイブーム』
「にゃるもんが、
ご到来のようにゃん」
《ようやく脱線話が終着駅に到着にゃもんで、つづくのにゃん》




