第五百五十八話『バチが当たらにゃいのにゃん①』
第五百五十八話『バチが当たらにゃいのにゃん①』
《ネコにゃもんで恥ずかしげもにゃく脱線話にゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ねぇ、ミアン」
『冒頭からお話を脱線』
「してもいいのわん?」
「しょうがにゃいのにゃん。
にゃあんせ、
タイトルの一文字を、
ころっ、
と間違えたもんで」
『うわん!』
「まぁ」
『ネコにはよくある話』
「と大目に見てもらってにゃ。
本編の続きは」
『脱線話が終わる彼方』
「へと持ち越しにゃん」
「すると……。
んれまでは、
どうすんのわん?」
「モチ」
『困った時のミーにゃん』
「にゃもんで、
ミーにゃんの出番にゃ。
よろしく頼むにゃん」
「へっ? アタシ?」
《『どどんがどん!』にゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「どどんがどん!
かっか!
どどんがどん!
「あのぉ、もしもし。
ミアンって、
ひょっとしたら」
『お太鼓』
「と間違えてやしない?」
《にゃんのにゃんの。『バチ』とくれば『お太鼓』にゃんよ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「あのにゃあ」
『ネコのことを、
とやかくいえた義理』
「にゃん?」
「へっ?」
「ミーにゃんこそ、
にゃにさっきから、
バチをひとりじめにして」
『一心不乱』
「に、たたいてんのにゃん?」
『はっ!』
《我に返ったみたいにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「なんとまぁ。
ホントにホント。
ミアンでも他の誰でもない、
アタシ自身が、
たたいてるのわん。
んもう。
アタシったら、
んなにも」
『ハマってた』
「のわん?」
《んにゃ。ハマってたもんで、つづくのにゃん》




