第五百五十七話『ぱぱぁっとにゃん』
第五百五十七話『ぱぱぁっとにゃん』
《『悲劇の回想』にゃのにゃけれども》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んで?
無理矢理でもなんでも、
認めてあげちゃうから、
なにを、
つらつら考えたのわん?」
「にゃから」
『やり直し』
「の一件にゃん。
ミーにゃんが、
お望みににゃった」
『うらみごとを、
いった時点まで、
さかのぼって』
「といってもにゃ。
あれから、
だいぶ経つもんで、
ネコ並みに、
記憶のかけらが、
ぽろぽろのぽろぽろ、
とハゲ落ちているのにゃん」
《ネコの悲しさ。判ってにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「そっか。そうだよね。
ネコなんだもん。
自然とそうなるのわぁん」
「にゃもんで、
カンタンでいいからにゃ。
どういう」
『うらみごと』
「にゃったか」
『ぱぱぁっ』
「と、しゃべってにゃん」
「んのご要望、
ごもっとも、なのわん。
なもんで、
ミアンのいう」
『ぱぱぁっ』
「といくかどうかは、
ともかくぅ。
しゃべることは、
しゃべってみるのわん」
「お判りいたにゃけて、
にゃによりにゃん」
「まぁなんだ。
要するによ。
あん時、
親友のミアンは、
そばにいたのわん。
でもって、
アタシはといえば、
敵とする相手に、
メタボじゃなくって、
めっためった、の、
ぼっこのぼっこ、
にされたのわん。
んなのに……ぐすん。
ミアンも……ぐすん。
だぁれも……ぐすん」
『助けに来てくれなかった』
「なぁんて悲劇に……ぐすん。
——しゃべってたら、また、
『涙が想い出したように』
なのわぁん——」
『見舞われなくっちゃあ、
いけないのわぁん?』
《やり直しにゃのに涙声とにゃったもんで、つづくのにゃん》




