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第五百五十三話『起死回生(きしかいせい)にゃん』

 第五百五十三話『起死回生きしかいせいにゃん』


《どの手に乗るのにゃん?》


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「よぉし。

 そうと決まれば」


《ネコの提案にゃのに、軽々しく決めていいのにゃん?》


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「早速の速、

 に」


『悲劇のヒロイン』


「をめざして」


『思いあまって、

 崖っぷちから一気に身投げ』


《したら、ネコとしても、とめるしかにゃいにゃろうにゃあ》


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「なぁんてなるのって、

 よくよく考えてみたら、

 ……うん。

 思いとどまるのわん」


《ほっ。ミーにゃんにも、理性とやらが働いたのにゃん?》


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「んもう、ミアンったらぁ。

 アタシを」


『ついつい、その気にさせる』


「のが、

 とぉってものても、

 に、おじょうずなのわぁん」


《ネコにゃって、おだてりゃあ、樹に登るもんにゃあ》


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「んでも、

 アタシってぇもんはね。

 ぎりぎりのぎり、

 でもって起死回生きしかいせい


『その手に乗るもんか』


「とばかりに、

 負けないのわぁん。

 なもんで」


『悲劇のヒロイン』


「っていう、

 得もいわれんばかりの」


『あんまぁいお汁』


「を、

 すすろうとしたのだって」


『ナイショの話』


「と、

 忘れる……おぉっ、と。

 ミアンが覚えてちゃあ、

 あとあとまずいもんで、

 ミアンもアタシと」


『歩調を合わせて』


「忘れるのわぁん」


《んにゃ。ネコにゃもんで、忘れるのはお得意にゃんよ》


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「きゃはっ。

 実はアタシもね。

 お得意中のお得意、

 なぁのわん」


『えっへん!』


「あのにゃあ。

 ——にゃあに、

 両手を、

 腰に当て、

 肩まで、

 そびやかしてんのにゃん——

 んにゃにも、

 ジマンににゃるのにゃん?」


《にゃにはともあれ、つづくのにゃん》


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