第五百三十八話『一緒に恥ずかしがろうにゃん』
第五百三十八話『一緒に恥ずかしがろうにゃん』
《親友にゃもんで》
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「にゃんとまぁ。
ウチったら、
知らず知らずのうちに、
ネコの一線を、
飛び超えていたにゃんて」
《んでもタマにはいいんじゃにゃあい?》
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『にゃおん』
「初めまして。
わたし」
『タマ』
「です。
どうかお見知り置きを」
「ミストにゃん……。
いっくら」
『出番がにゃい』
「からって」
「とかなんとか」
『切ながってる』
「場合じゃないのわん!」
どがっ!
『あらあらあらあぁっ!』
「と情け無用に、
蹴り飛ばすくらい、
お話の邪魔なもんで」
『どこぞへ、
と引っこんでて、
なのわぁん!』
《にゃもんで『なかった』もんとして、お話を続けるのにゃん》
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「ミーにゃん」
『ネコにあるまじき』
「とまでいうのにゃら、
どうにゃ?
いっそのこと」
「うん?」
『一緒に、
恥ずかしがろうにゃん』
《親友にゃらではの、心のこもった提案にゃんよ》
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「……なぁんて誘われて、
ふと気がついたんだけどぉ。
ここって、
アタシにとっちゃあ、
初めて入った」
『よそさまの学校』
「なのわん。
……んなのにぃ。
あたかも」
『自分の教室』
「にでもいるかのごとく」
『怒鳴ったり』
『叫んだり』
「なんかを」
『自由気まま』
「に、やったもんだからぁ」
「やぁっぱにゃ」
「うん?」
《にゃと思ったもんで……、つづくのにゃん》




