第五百三話『ウチにゃってしょぼいマネにゃん』
第五百三話『ウチにゃってしょぼいマネにゃん』
《負けにゃいにゃのにゃよぉ》
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『疑問?
なんなのわん?』
「にゃあ。
今回のお話じゃあ、
ウチとミーにゃんは、
違う学校に」
『在籍』
「にゃの?」
「そういえばっ。
——ええとぉ。
冒頭から、
眺め直していくとぉ——
……ふむふむふむ、
……どうやら、
……ふむふむふむ、
……みたい、なのわん」
「にゃあんで?」
「と聞かれてもなぁ、
って、
答えに困れちゃう、
おヒマがあるんなら」
『答えたくても答えられない』
「この難局を打開するため、
ここはふたり一緒に、
心を鬼にして」
『この件に関しては、
そっとしておくのわん』
「なる本音はおくびにも出さず、
にもかかわわず、
ちゃっかりのかり、
と実現させようと、
切り捨て文句を準備」
『お話を再開しちゃおうよ!』
「……なぁんて、
前向きな提案をほのめかす」
『お年頃』
「にアタシは今、
なってるのわぁん」
「——にゃんともまぁ長々と。
一言、
『知らにゃい』
といえばいいにゃけ、
にゃのにぃ。
……んまぁいいにゃん。
おかげで、
『脱線話の無間地獄』
から、
抜け出せそうにゃんよ——
んにゃら、
めくるめく、
さかのぼってにゃ」
『訪れてるのわぁん!』
「とミーにゃんが、
不満をぶちまけた」
『それから』
「から始めようにゃん」
『異議なぁっし!』
「の大賛成なのわぁん」
《間髪容れずに再開にゃもんで間髪容れずに、つづくのにゃん》