第五百二十三話『あったのにゃん』
第五百二十三話『あったのにゃん』
《あれってどんにゃ色の袋にゃん?》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「……って、
なぁんで、
拍子抜けするくらい、
またもやこっちを、
フシギそう、
に見つめてるのわん?」
「いやにゃに。
こぉんにゃことを、
たずねるのも、
ちぃとばかし」
『どうにゃん?』
「と気が引ける、
のにゃけれどもぉ」
「かまわないのわん。
だぁって、
アタシとミアンは、
切っても切れない、
熱ぅいキズナで結ばれた」
『親友同士』
「だもん」
「んにゃら、
お言葉にあまえて」
「うんうん。
エンリョなしに、
どんどんいうがいいのわん」
《ネコにゃもんで間に受けるとしようにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「にゃあ。
ミーにゃんにも」
『堪忍袋の緒』
「にゃあんてもん、
あったのにゃん?」
『うわん!』
《やぁっぱ失礼にゃったん?》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『そのお言葉。
待ってました、
のわんわんわん』
「にゃん?」
「よっくぞ、
聴いてくれましたのわん。
いぃい?
驚くなかれ。
といっても無理よね。
だぁって、
アタシ自身でさえ」
『んなもん、あるわけが』
「とたかを、
くくっていたんだもん。
いやあ。まさに」
『事実は小説より奇なり』
「あんまりにも
意外や意外、なもんで、
実は今でも、
信じられないくらい。
んでもまぁ、
自分の過去を、
ざっくばらん、
にフり返ってみたらね」
『ガマンをした痕跡』
「らしきもんが、
なくもなかったもんで、
……きゃはっ。
ここはあえて大イバりで」
『あったのわぁん!』
《ミーにゃんがうれしそうにゃもんで、つづくのにゃん》




