第五百十七話『驚異の迷推理力にゃん』
第五百十七話『驚異の迷推理力にゃん』
《迷えば迷うほど、弱くにゃっていくのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
じゃっじゃじゃああぁぁん!
「——と、
どこからともなく、
聞こえてくる、
この場にそぐわない、
とぉってものても、
に時代遅れの、
『音の調べ』
に続いて——
なにを隠そう、
アタシこそが、
スゴ腕の」
『迷探偵』
「その名も」
『アタシはミーナ!』
「だったのわぁん!」
《『敵をあざむくには、まず味方から』にゃんにゃって》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「なぁんて」
『正体を明かしてしまった』
「からには……そう。
もう後戻りは、
許されないのわん」
《ウチにゃら許すのにゃけれども》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『迷推理力』
「をたくましくして」
『自分で掘った自分の墓穴、
なにがなんでも、
穴埋めしちゃうのわぁん!』
「なぁんて、
強い覚悟で望んで、
未来へと羽ばたく以外、
アタシに残された道なんて」
『一つもカケラもない』
「のわん。
……と察しちゃったもんで」
『うわわぁん!』
あたふた。あたふた。
『一体、
どうしたらいいのわぁん?』
「なぁんて迷うヒマすら、
なくなったくらい、
アタシったら、
もはやこれまで」
『絶体絶命。
万事休す、なのわぁん!』
《にゃあに『どアタマ』を抱えて、うろたえてんのにゃん?》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『んにゃあ』
「……はっ!
なにわん?」
「大丈夫にゃん?」
「大丈夫なのわん」
《んにゃら大丈夫にゃもんで、つづくのにゃん》




