第五百十六話『正体があらわにゃん』
第五百十六話『正体があらわにゃん』
《招待じゃにゃいんよ》
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『蹴り飛ばして』
「かぁ。
確かに最近の、
アタシのおしゃべりって」
『飛ばしすぎてる』
「のかも」
《『飛ばして』で、はたと気がつくのは、さっすがにゃん》
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「アタシのこの、
異常ともいえる」
『ほっぺのふくらみ』
「からいっても、
コウフン気味なのは」
『まず間違いなさそう』
「……とまぁ」
『ネコごとみたいなセリフ』
「をつぶやけばね。
そりゃあ誰からも」
『このドシロウトふぜいが』
「って、
けなされ、
見下されても、
おかしくないもんで、
おかしくない」
『哀れな道化者』
「としか目に映らないのわん」
「はて?
そうにゃん?」
『そうなのわんっ!』
《んまぁミーにゃんがそういうのにゃら》
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「ところが、
どっこいぎっちょんちょん」
『まず間違いなさそう』
「のあと」
『って看破したのわぁん!』
「……って、
続けて叫んだもんで、
ついに、
アタシの正体があらわに。
自分で自分を」
『サプライズ』
「も、
照れくさくて、
なんなのだけどぉ」
『な、な、な、な、なんと!』
「今の今まで包まれていた、
厚ぅいベールの中身。
それは……」
《モチ、つづくのにゃん》




