第五百十四話『こればっかにゃん』
第五百十四話『こればっかにゃん』
《『親友にゃもんで』ばっかじゃ、ダメにゃの?》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「——ぶふっ。
今のを聴いて、
にゃあんとにゃく、
自信満々の気分にゃ——
にゃっほん。
当然にゃよ。
にゃあってウチは」
「ミアンは?」
「ネコはネコでも、
偉大にゃるミーにゃんの」
『親友にゃもん!』
《にゃあんて、とことん決めゼリフで攻めてみましたのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『はうっ!』
「と、今の今までに何度、
言葉につまったのわん?
って」
『指折り数えて』
「をしちゃいたくなるくらい、
親友の返事って、たいがい」
『こればっか』
「なのわん。
……ああ、もっともぉ。
今回にかぎっていえば」
『偉大にゃるミーにゃん』
「が含まれていたもんで、
正直、アタシ自身も」
『心踊らされた』
「ふしがない、
ともいえないのわん。
……とはいえなぁ。
これが」
『アホの一つ覚え』
「じゃなくって、なにが」
『アホの一つ覚え』
「なのわん、
って訴えたくなるくらい」
『アホの一つ覚え』
「な」
『こればっか』
「で万事まかり通るなんて。
ホントにホント」
『らっくらく、
でいいのわぁん』
『ネコって、
うらやましいのわぁん』
「なぁんて、いつまでも」
『ヨダレをたらさんばかり』
「にしてるわけにもいかず、
なもんで」
《ひとりごとが終わりそうにゃもんで、つづくのにゃん》




