第五百十一話『ミーにゃんにゃもんで困るのにゃん』
第五百十一話『ミーにゃんにゃもんで困るのにゃん』
《にゃあんといっても、イオラの森のお姫さま、にゃもん》
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『白くて、
ふさふさした毛の輪っか』
「なんぞに化けて、
さも当たり前のように、
平然の然、
と、
おしゃべりを始めたのには、
さすがのアタシだって」
『びっくりぎょうてん』
「するしか、
なさそうなのわぁん」
《ミーにゃんの反応に、すかさずイオラにゃんも反応にゃん》
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「と今さら」
『安っぽく』
「驚かれても、
ワタシ、イオラとしては、
はなはだ困るのだけれどぉ。
まっ。
それはそれとして」
《んにゃら高っぽく驚かれれば、ばんにゃあい、にゃったの?》
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「ミアンちゃんが」
『ミーにゃんにゃもんで』
「って」
『おとりなし』
「にかかるようなら、
ワタシとしても」
『なら、
しょうがないわね』
「って」
「や、やったのわぁん!」
『無罪放免』
「の切り札としちゃあ、
おそらく」
『天下無敵』
「の部類に入る、
……そう。いうなれば」
『切り札中の切り札』
「が、とうとう我が手に」
「ふだんはあまり口にしない、
トドメの一撃」
『ミーナちゃんだから、
困るのよ』
「をぶちかますことに、
なるんじゃないかしら。
そしてそのあとは、
……うふっ。
口にするまでもないわね。
いつもどおりに」
『長々とお説教』
「か、もしくは」
『お尻ぺんぺん百たたきの刑』
「のどちらかを選んで」
「にゃあって。ミーにゃん」
「ちっ」
《と脱線話中に舌打ちされたもんで、つづくのにゃん》




