第六百話『許されたのにゃん』(⑥の終わりにゃん)
第六百話『許されたのにゃん』(⑥の終わりにゃん)
《寛大にゃる、って、んにゃにも大きいのにゃん?》
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「なぁんのなんの」
『尊大なる』
「には負けると思うのわん」
『えっへん!』
「……にゃあるほろぉ」
「へっ?
しゃべったアタシ自身も」
『やれやれ。
こいつ、
またまた、でたらめこいて』
「とか内心あきれてたのに。
なぁんでまた、
すぅんなりのなり、
と判ってもらえたのわん?」
『にゃあって』
「ミーにゃんの」
『後ろに仰け反る』
「感じが、にゃ。
いつににゃく、
ハンパじゃにゃいもん。
んにゃにも、
大イバりの大イバりにゃ」
『態度がでっかい』
「を見せつけられては、
さっすがに、
ネコといえども恐れ入って、
手も足も出にゃい」
『香箱座り』
「にゃるもんでも、
するしかにゃいのにゃん」
『えっへん!』
《まぁにゃにはともあれ、お話の続きを始めるのにゃん》
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「そうそう」
『霊覚交信』
「なる手があったのわん」
『アタシったら、
なぁんで、
んなにも見事に、
気がつかないのわん?』
「とかなんとか、
自分で自分を、
ほめちゃうくらい、
まことにもって」
『ごもっとも、
な、お話なのわん』
「なもんで、知らず知らずに」
『こくこく、と、うなずいて』
「しまったのわぁん」
「んにゃ。
無理もにゃい。
正直、ウチとしてもにゃ」
『ぼかすか』
「の間、
いろいろ、
と迷いに迷ったにゃんよ」
「へっ?
なぁんで迷うのわん?」
「ミーにゃんのことにゃもん。
ヘタに助けるとにゃ」
『こらあぁっ!』
「と怒られるのにゃん」
「うんうん。
まことにもって、
あきれ返るくらい、
ひどいヤツなのわん」
「前にゃって、ほら」
『やられたフリ』
「して相手を」
『油断させるにゃけ、
油断させて』
「んでもって、いきにゃり」
『妖力爆風波、
「不意打ちバージョン」!』
「ってにゃパターンが、
いくつかあったしにゃ」
「はいはい。
これまた、
まことにもって」
『ごもっとも、
な、お話なのわん』
「なもんで、知らず知らずに」
『こくこく、と、うなずいて』
「しまったのわぁん。
……なぁんて、
通算二度も」
『ごもっとも』
「になったもんで、
今回は」
『イオラの森のお姫さま』
「にふさわしい」
『寛大なる御心』
「のままに無罪放免」
「ふにゃ?」
《しちムツカしい四字熟語が出てきたのにゃん》
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「あっ、ごめぇん。
どぉんなネコにも、
判りやすくいうとね」
『許す』
「とするのわぁん」
「にゃんと!」
『ばんにゃあいっ!』
《と大喜びのうちに、長きに渡ったお話も『おしまい』にゃん》




