いざボス戦!
ボスエリアへと足を踏み入れるミカ
巨大な扉が重低音を響かせながら、ゆっくりと開いていく
「うわぁ… 威圧感半端ないな… 強そう(確信)」
中に入り 1番に目に入るのはごつごつとした岩肌が1面に広がっている光景で
2番目に入るのは
中央奥にうっすらと見える 不気味な龍の姿
「うわっ! あれか! 奥に見えるやつ! とりあえず戦闘準備…」
すぐに気付いたミカはすぐにスキルを2つ使用する
「狩人の心眼 Lv.3」命中率を10%上昇させ、攻撃力を1.1倍にする
「マルチショット」矢を放つと 一発目の攻撃力の20%の矢を放つ
龍が動き出すと同時にネームバーが表示される 「暴ぶる瘴気の龍 ラナウェー Lv.50」
「動き出したら~ とりあえず~ 1発~ ぶち込む!」
スキル 「チャージショット4」
先制攻撃に成功し 怯むボス
「よし! 怯んだ! もう一発! クイックショット! 2連発!
2回の追撃に成功し、ボスの体力を1割削る
ボスが咆哮し、戦闘が開始される
「うわっ! こいつ咆哮なんてするのか! うるさ!」
すぐにボスが突進するも、ミカはそれを避け攻撃するが
後ろに後退され 避けられる
「やべ 避けられた! もったいない…」
するとボスが正面にブレスを吐き攻撃する
攻撃の硬直で動けなかったミカはギリギリ避けられず 喰らってしまう
「痛っ! 体力4割削れた! 」
続けてボスが薙ぎ払うようにブレスを吐いて攻撃し さらに体力が3割削られる
「逃げないとまずい! とりあえずインビジブル!」
スキルを発動し、15秒間透明になり物陰に隠れる
すぐに逃げれたため 突進攻撃を避けることが出来た
「危な! もう少し遅かったら 突進に当たってたわ!」
「とりあえず 作戦練るために回避に専念して 攻撃パターン見極めよう」
回復した後、スキル「ムーブメント」を使用し 移動速度を上げ 物陰から姿を見せ、攻撃させる
5分ほど攻撃を避け続けた後 物陰に隠れ、わかった行動パターンを暗記する
暗記している最中も ボスがプレイヤーを探し回る音がしつこく聞こえてくる
何回も接近してきて緊張が走る
「えーっと まず 単発攻撃は攻撃 正面にブレス 薙ぎ払いブレス 突進 単発魔法弾
正面ブレスはバックステップ後に確定で 横にズレる…
薙ぎ払いブレスはボスが背を見せてる時に高確率… 距離をとる…
単発魔法弾は伏せれば当たらない… 隙大きめ…
突進は不意にやってくる…
3連魔法弾は単発攻撃後にまあまあの確率でやってきて、横に避ければ当たらない…
3連攻撃は首を持ち上げて 軸合わせをしたら確定で 横、前に全力疾走で避けられる…
よし! 確認完了! 問題無し! 」
確認出来た行動は全部避け方を覚え、ボスと再戦
ボスがミカを視認して 咆哮し戦闘が再開する
3連攻撃がすぐにくる
だがミカはその攻撃を覚えたとおりに避ける その後の攻撃も全て避けていく
「よし! 全部避けられてる! じゃあ攻撃再開だ!」
ボスの攻撃後の隙で効率良く攻撃を当てていく もうボスに勝ち目は無い
ボスの体力がどんどん減っていく
「このまま倒せるか? いや 怪しいな…なんかありそう…」
ボスの体力が2割を切るといきなりボスが咆哮した
「なっ!? いきなり咆哮!? こんなの無かったはず…」
ボスの姿が変化すると同時にボスに攻撃力上昇とクリティカルダメージ上昇のバフがかかる
「ボスにバフがかかってる… 一撃も喰らえない…!」
攻撃のスピードが上がり、避けるのも厳しくなってくる
「攻撃のスピードも上がってるし! これはゴリ押しするしか無いか…?」
無理やり攻撃後の隙に攻撃を行う もちろん隙も短くなっている
ボスの体力が1割を切ったとき、ボスが急に後退して攻撃の準備をし始める
「攻撃が効かない!? まずいかもしれない… とりあえず防御体制!」
ボスの準備が終わり攻撃が始まる ボスを中心としたドーム状の攻撃が広がっていく
戦闘フィールド全域を全て覆う勢いで広がり 強制的にダメージを与える
「なにこれ 強制ダメージ? そんなのあり!?」
「はやく倒さないと まずい!」
攻撃に集中し過ぎたせいでボスの攻撃を喰らってしまう
「体力もう無し! 殺られる前に殺れ!」
自分の体力もボスの体力ももう無い
「チャージショットLv.4!」
チャージショットによりボスの体力が0になる
強制ダメージは終了し、ボスが断末魔を上げ 沈黙する…
次回はスキルのこともう少し細かく書こうと思ってます
初めて戦闘を書いてみたのですがどうでしょうか?
ご意見お待ちしています