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第72話


次のシナリオどれがいいですかね?(いずれも改変)


・悪霊の家

・屋根裏部屋の怪物

・奇妙な共闘

・腕に刻まれた死

・その腕買います

・もっと食べたい


感想での回答でも構いませんが、できればついったで回答してくれるとありがたいです。集計怠いんじゃあ…。(フォロワーを増やす姑息な戦術)




「白無垢の母」クリアの翌日。


思ったよりシナリオクリアに時間がかかり、昨晩寝るのが遅くなった私は眠い目をこすりながら身体を起こします。


なるべく睡眠時間を確保したかったため、あの後はフレンド登録だけして解散しました。基本的にソロですが、縁があればまたご一緒したいものです。



「さて、と。」



明日は土曜日、つまり体育祭当日です。となれば、明日のために体力を温存するべく今夜は普段より早く就寝することは必須。放課後にモンスタをやる時間などあろうはずもありません。


ということで今からログインします(どどん)。


十華には…まぁ、書き置きでもしておきましょうか。



────────────────


十華へ


今日は早く寝るから朝ごはんは自分で作ってね。


姉より


────────────────




「これでよし、っと。」



ではロッグイ〜ン。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




「ん…ログイン出来ましたね。」



さて、今回の目的は勿論「白無垢の母」の報酬確認です。


この後には学校も控えていることですし、早速確認するとしましょう。




────────────────


ブランチシナリオ「白無垢の母」クリア報酬


・黒い軟泥


・BYV抑制剤


・脳缶(空)


・称号[佐比売党の敵対者]


・称号[黄色の印の兄弟団の協力者候補]→[黄色の印の兄弟団の敵対者]に変更


・称号[銀の黄昏団の勧誘候補]


・称号[血塗られた舌教団の注目]


────────────────



「あー…アイテム報酬がエイブラハムさんのと被るのは場所が場所なので仕方ないとして…。」



称号が、なぁ。いや、ホントに称号がなぁ!


一応効果確認。



────────────────


[佐比売党の敵対者]

佐比売党との闘争の道を選んだものの証。

エイブラハムから伸びた枝葉(ブランチ)。狂気に抗う覚悟はお有りかな?

効果:無し


[黄色の印の兄弟団の敵対者]

黄色の印の兄弟団との闘争の道を選んだものの証。

何を今更、私は黄衣の王に敵対しているのだ。

効果:無し



[銀の黄昏団の勧誘候補]

銀の黄昏団の注目を引き、その団員候補として認められたものの証。

黄昏は来た。ならば、銀の黄昏団の存在意義はどこにある。

効果:銀の黄昏団のWizardとの遭遇時、敵対前に勧誘される。


[血塗られた舌教団の注目]

血塗られた舌教団の注目を引いたものの証。

箱庭の主が目をつけているのだ。当然、彼の信奉者も後に続く。

効果:無し


────────────────



「いや、敵対も入団も注目もお断りなんですが…。」



そもそも、この手の教団はどんな形であれ関わり合いを持った時点でダメです。確実に碌でもないことに巻き込まれます。



「っはぁ〜…。」



まぁ、なってしまったものは仕方ないです。


…なんだかモンスタを始めてからこんなのばっかりな気がしますが、努めて無視します。



「…今何かできるわけでも無いですし、ログアウトしますか。」



学校もありますしね。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


意識が浮上し、現実世界に戻ってきます。


さて、十華はどうなってるでしょう?


ゲームの電源を切った私は、自室を出てリビングへと向かいます。



「…?焦げ臭い気が…。」



ジジジジジ…ボンッ!



「いや、そうはならないでしょう。」



朝食作るだけで爆発音って…。



マ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ッ!!!!!!!!!!



「…え?」









その後、キッチンを覗いたコロナのSAN値が大幅に削られたことをここに記す。







だいぶ休んだので詫び吐瀉物。


元凶共


再生医療「ポスト万能細胞やべぇ!」


エネルギー問題「想像力は無限大!(物理)」


エイブラハム「娘より大事なものとかあるん?」


病の仔ら「人類って害悪くね?」


某団体「お空キレーイ!」


とある国の人々「はい、私は幸福です。」


黒い男「MAX大草原。」


諸教団「いあ!いあ!」


etc.

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