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Iridescent Nightmare7

執筆のおかげで国語の成績があがり(89)、世界史の成績が下がりました(44)。


点数じゃおりません。

偏差値でダブルスコアは面白すぎるでしょ。



────────────────


PL名:ナリア

Lv:17

種族:宇宙からの色

HP:95

MP:2180

STR:3

CON:0

SIZ:12

DEX:17

APP:ー

POW:19

AGI:13

TEC:12

VIT:ー

LUK:95

スキル

〈吸魔〉

(POW×20)m以内の魔法攻撃をMPを奪うことで無効化する。ただし、MPが最大の状態では使用できない。


〈無駄飯喰らい〉

1時間に100ずつMPが減少する。


〈原色捕食〉

(POW×20)m以内の生物のうち、MPが自身の(POW×10)より低いものにダメージを与え、一定時間STR、CON、POW、DEXを減少させる。


〈精神侵食〉

対象のMPを減少させ、確率で発狂させる。


〈分解〉

非所有状態の無機物を最大50㎤分解する。


────────────────


私の弱点を補う素晴らしい能力です。

魔術攻撃は……来ないことを祈りましょう。



「おい、魔法が消えたぞ!?」



「はぁ!? 宇宙からの色!?」



「え、テイムシステムって導入済なの……?」



『えぇ!? ちょっと待って下さい。これは予想外です……!』



あ、ブラックサバスさんってロールプレイ勢だったんですね。というか、声質からして明らかに女性では…?



「ちょ、導師さん? 指揮官いないと無理なんですが!?」



「いや、どっちにしろ無理じゃね?」



「玉蟲色と宇宙からの色が合わさり最強に見える……!」



「実際最強なんだよなぁ……」



「むしろ最恐、最凶、最狂の類だろ」



「「「「「あっはっはっは!!!」」」」」



「え、笑い事? というか導師さんが女性だったことについては無視?」



頭を失って烏合の集に戻ったため、再びマジックパリィで対応できるようになりました。しかし、ナリアはもう満腹なので、次に連携されると厳しいかもしれません。


そんな懸念をしていると、私の元に1人の人間の男性がやって来て、聞き覚えのある声で呼びかけて来ました。



「てけりちゃん、だったか? 上位10名同士、ここは協力しないか?」



おおっと、ロンチーノくんじゃあないですか。私は君が嘘をついていたことに関して、ちょーっと物申したいんだぁ……。


とりあえず声バレしないように別の声帯作って、っと。



「分かった、確かマジックパリィができるんだったな?」(ハスキーボイス)



「使えるぞ」



「ならばあちらからの魔法の対処を頼む」



「了解した、こっちは頼んだぞ」



ロンチーノさんがこちらに背を向け、魔法の対処に向かいます。

ステンバーイ……ステンバーイ……えいっ。



「ぐあっ! な、何を!?」



「嘘つきは地獄に落ちるって学校で習いませんでしたか?」



「その声……お前モネか!」



「別ゲーの名前出すのもマナー悪いですよ。反省しなさい」



「ぐあああぁぁぁあああ!」



閻魔様に舌を抜かれてしまうがよろしい。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『定刻になりました。現時点をもってイベントを終了します。お疲れ様でした』



あの後は結局防衛戦を続けるうちにイベント終了時刻がやって来ました。

夜になって活発化したムンビーさんにブラックサバスさんがキルされたのが大きかったですね。



『イベント結果の集計及び一部不具合の修正のため、明日正午までメンテナンスを実施いたします。ログアウトしてください』



不具合……身に覚えがありませんね()。


魔導書は回収されるんでしょうか? まぁ、全部読むどころか1,2冊読むだけで発狂必至のシロモノですが……。


とりあえずのところは大人しくログアウトしておきましょう。











意識が浮上し、リアルへと戻って来ます。

時刻は5時前、12時開始のイベントでしたので丁度です。


おや、タブレットにメールが来ています。発信者は……ロンチーノさんですか。


────────────────


件名:このクソ外道

差出人:ロンチーノ

宛先:モネ

本文:このクソ外道。


────────────────


あー、うん、はい。




……少し早いですが夕食の準備をしましょう。もちろんピーマン増し増しで。

私はタブレットの電源を切り、階下へと向かいました。



次回は掲示板回!

つまり明日の更新は怪しい!


ブクマ100件ありがとです


ちなみにブラックサバスさんはロールプレイ中、掌の口で喋ってました。

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