憧れを目指し、弱者は成り上がる。
俺は高木朔夜。
今年の春から高校2年になる。
俺のこれまでの人生は、特に変わったことはなく
ただただ過ぎていく日々をぼーっとすごしていた。
学校での立ち位置も中の下ぐらいで、
まぁ簡単に言えば陰キャとか言うあれに属するんだろう。
学校でもあまり喋らないし、友達と言っても学校で喋りかけてくれるぐらいの友達しかいない。
まぁそうはいうものの、喋りかけてくれるのは
とても嬉しいと感じる、、、、よね?
ま、まぁそんなことはいいんだ。今更変えようっていったって
簡単に変えれるもんじゃないんだし、もう気にしてない。
俺は今、ベットの上で寝ながら、ゲームをしている。
ものすごい私情を言うが。
「このゲームすんごい楽し!!!」
なんて1人呟いて一日中過ごしてる。ほんと、楽し。
☆☆☆
この世界には救世主と呼ばれるヒーロー的存在がいる。
なんかごめんね急に変な話し始めて。
その救世主には階級があって、C級 B級 A級 S級の4つがある。
まぁ階級で分けるとなったらだいたいどこもこんな感じだろう。
それぞれ、能力値の高さによって最初はわけられる。
初めに受ける階級試験で、初めから能力値の高いものは
S級になり得ることもある。だけどそんな人は100年に1回出てくればすごい、ってレベルで全然いない。普通ぐらいの能力値であれば大体はB級となる。
C級は、、、まぁB級の落ちこぼれ的なやつだ。
だが最初からC級になるようなやつは失格になるみたい。
そこから、階級の中でランキング付られる。
その順位によって報酬だったり、名声だったりが変わる。
だけど、いくら名声が高かろうが、それで階級が上がることは無い。毎8月と2月に行われる昇格試験に合格しないとダメ、というかなり過酷なものになっている。しかもその試験がまた相当なものらしい。まぁこの話はまたどこかですると思うからおいとこ。
そしてそして、なんでこの救世主という人達が存在するかと言うと、
この世界は異世界人によって征服されかけている。
びっくりしたか、、?
まぁしないはずはないよなー!なんて呑気なことも言ってられないんだが、まぁ端的に言うとそういうことだ。この世界はすでに瀕死状態なんだ。悲しいことだが始まってしまったこと。
まぁこの世界の話はこのぐらいで十分かな?
なんて、小説チックなあらすじを考えながらずっと今とゲームをしている。まじでそろそろこの生活やばい。楽しいからやめないけど。
今は2046年の春。来週にはもう学校始まってるのか、悲し。
この世界が征服され始めたのはもう約20年も前のこと。
禁忌を犯した人間が地球側と異世界側の世界を結ぶポータル的なあれを作ってしまったらしい。その人はそこで異世界人によって殺されたらしい。笑っちゃうよね。(真顔だったりする)
そこから、主要都市以外の県はほとんどが異世界人によって占領されてしまった。あぁ、ディ○ニーランド行ってみたかったなぁ。
俺は大阪に住んでて、生まれた時にはもう異世界人が周りにうじゃうじゃ居たみたいだが、今ここはとても安全だ。
救世主の数は20万人。東京は40万人とかなんとか。
福岡が、、、何人だったかな?
まぁでもそれだけの救世主がいることによって三都は
まだこうして生きている。おれがこんな呑気にしているのも
彼らがいてくれるおかげだ。
三都総人口は500万弱となった。主な原因は食糧不足だ。
農業都市が全て奪われ、残ったのはビルが立ち並ぶ主要都市だけ。農業なんて到底できなかった。
まぁでもそう考えると10人に1人は救世主なわけで。多いな。
そんなこともあり、三都だけになった時の1500万近い
人口だったにも関わらず、自ら異世界人のもとに行って
捕虜にされたり、捕食されたり。そんなこともざらにあった。
悲しいことだが現実なんだ。受け入れるしかない。
そんなことを考えながらずっとこの春休みをすごしていた。。。
だけど、そんな俺にも呑気にしていられないことが
この時、起きようとしていた。。。
とりあえず設定だけぶち込んでみました!
まぁなんか在り来りな感じしますけど
だいたいこんな感じかな!って開き直ってます笑
次回は、「唐突に訪れる非日常」です!
更新頻度は低めですがよかったら読んでみてください!