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もう少し話すことあると思うけど、震災下でも熱湯風呂のことしか話していない

作者: 五月雨花月

 陽介「わーい♪」

 修三「どうしたんだい」

 「勝ったよ」

 「嘘だな」

 「はっはっは、本当だって今日は休み?」

 「今日も明日も仕事だよ。熊本の復旧作業の続きだよ」

 「終わったら行く?(スロットに)」

 「行かないよ」

 「大丈夫だよ」

 「何が?」

 「あっはっは、そろそろ勝てる頃だから?」

 「店閉まってるよ」

 「ああ、電気が来てないか。きゃー♪」

 「カスだな。君は明日何やるの?休みでしょ」

 「何やろうかな、きゃー♪」

 「人はバトルを繰り返すからな」

 「あっはっはっは。え、だって君行かないんでしょ」

 「ああ、そりゃあ行かないな」

 「何時に終わるの?」

 「あっはっは、6時くらいには終わるけど来週まで泊まりっぱなしだからな。そんな暇はない」

 「えーそんなああああ」

 「飯全部出してくれるからお金全然使わないなあ」

 「えー出してくれるの?」

 「だから支援物資がいっぱい届くからな」

 「君関係ないじゃないか」

 「だって店も閉まって、コンビニの弁当もほとんど無いからな。もらうしかないな」

 「支援物資って何食ってるの」

 「俺、支援物資よりも金の方がいいんだけどな」

 「カスが!あっはっはっはっは」

 「金くれよー♪」

 「カスが!あっはっは結局何食べるの」

 「やっぱレトルトが多いなー」

 「僕の愛を届けようかな」

 「クレイジーダイヤモ○ドだな」

 「あっはっはっは。黙れよ。そうか大変だね」

 「クレイジー♪ゴンナクレイジー♪(アムロ)」

 「あっはっはテレビも映らんの?」

 「テレビは映るよ。シャワーはようやく出始めたけど」

 「あら風呂入ってないの?」

 「や、だから市内がね」

 「熊本は今異臭が漂っていると♪」

 「入ってたって。郊外のホテルに泊まっていたからな」

 「嘘つかなくてもいいんだぜ。仕方ないだろう。水が出ないなら」

 「郊外のホテルは普通に水が出たんだよ。今日から市内のホテルだよ。あちっ!あっちーーーーーーーーーー!ぬおおおおおおおおおおおお」

 「あっはっはっは」

 「ゴオオオオオ!ゴオオオオオおおおおおおおお!」

 「あっはっはっはそんなに怒りをためなくても」

 「いや、今、風呂に入ろうとしてんだよ。思ったより熱くてな。あっちいぜえ」

 修三のスマホは深度1.5m防水で風呂に持ち込める。

 「そんなひどいの」

 「さっきも言ったろう。水でなくてトイレが駄目だからみんな外でやってるよ」

 「そこは嘘だとすぐわかる。あっはっは」

 「ひゃほーはっはっは。俺も今回初めてみんなで連れノグソ経験したよ」

 「へえええ」

 「信じてないね、君」(実際には仮設トイレだった)

 「ああ、信じてないよ。君が嘘ばかりつくから。まあ、ずっと仕事なわけね」

 「来週頭まで仕事だな」

 「そうかあ。じゃあメシ屋とかもやってないのね」

 「ああ、ほとんどやってないけど、やってててもラーメンとごはんと餃子のみとか、簡単なメニューしかないよ。君今日何打ったの」

 「偽○語しか売ってないよ」

 「そお、そんなに面白いの?」

 「さいっこー、きゃ♪」

 「やっぱ月日ちゃんが良いよね」

 「あっは、何が?」

 「プラチナディ○コ歌ってみて」

 「あっはっはっは、やだよ」

 「歌うぐらいいいじゃないか」

 「やだよ、やだ。あっはっは君も寄付くらいしたらいいんじゃないの」

 「したよ。鹿児島来てた熊本の大学生に500円」

 「けちくさいな。もっとしたら」

 「君寄付したの」

 「してないよ」

 「あっはっはっは。下劣め」

 「あっはっは」

 「どうして?どうしてなの?(魔法少女)」

 「あっはっはっは、君が憎いからさ。もう憎しみしか沸かないよ。もうあの魔法少女(先日、陽介は魔法少女で大敗している)」

 ちゃぷん「しかしあっついなー」

 「水入れたらいいじゃないか」

 「貴重な水を無駄にするわけにはいかないからな」

 「そこまで貴重なの?」

 「いや。そこまでではないけれど気持ちの問題だな。クレイジー♪クレイジー♪クレイジーダイヤ○ンド♪。君のスタンドは『座半戸』♪手の中のコインが消えていく」

 「あっはっはっは、君がクレイジーダイヤモ○ド。そうだな、あっという間に消えていくなあ」

 「あっはっはっは」

 「こーのダボが!ふううう、いい気になってるな」

 「あっはっはっは。座半戸は俺が思い出してもぞっとするスタンドだからな」

 「君、今日は三十台の中で君だけ出してたの?」

 「ああ、そうだな、俺だけ出してたよ」

 「あの、この前俺が連れていかれたあの腐れた店?」

 「あっはっはそうだよ」

 「ほんと、あの店腐ってたな。。。。。。あち!あち!あちゃ!あちゃっちゃytytyちいやいyyyyy♪」ちゃぷんちゃぷん

 「もうそれ聞き飽きたよ、あっはっは」

 「仕方ない。人が熱い時必ずやるリアクションだからな・・・・あちっちあちあちちちいちちちちい、あっちゃーーーーーーーーー♪」

 「あっはっは意味が分からない」

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