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ソロ探索者、ダンジョンに潜る  作者: 西校


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4話


 ギルドに着き、さっきと同じ様に買取りをしてもらう。

 コボルト5匹で千円になった、今日は二千円も稼ぐことができた。昨日よりは断然稼ぐことができ、成長を実感できた。


 今日は家に帰って、スキルの研究でもしよう。影操作をもっと上手く使える様になりたい。回復も気になるが、想像通りのスキルなら怪我をしないと使えないから今はノータッチでいこう。


 昨日と同じ様に帰路にある物に向かって鑑定をしながら帰る。


 


「ただいま」


 暗い廊下に俺の声が響き渡る。家に誰もいないのは便利な時もあるが、少し寂しく感じる時もある。まあ、気軽な時の方が多いが。


 探索道具を片付け、お風呂に入り汗を流し部屋着に着替える。


 リビングのソファに座り、スキルの研究を始める。


 気になることを一つずつ確認していこう


 見えてない影を動かせるのか?失敗。ソファの下の影は動かすことができなかった。見えていないと動かせない。


 元々の影の形は変えられるのか?成功。少しではあるが形を変えることができた


 どこまでが影なのか?部屋の電気を消して完全に暗闇にしてみたが動かせなかった。光がないといけないのか?念の為、探索には懐中電灯を持っていこう。


 影の実体化はできるのか?成功。影を少しだけ盛り上げることができた。練習すればもっとできる様な気がする。


 色々な事を試しながら当面の目標は影の実体化を鍛える事だな。今日から家で鍛えよう。


 ぐぅー


 お腹が鳴った。色々試したらお腹が空いていることに気づかなかった。


 帰り道で寄ったスーパーの弁当を食べる。


「ごちそうさまでした」


 食べた弁当のゴミを片付け、寝室に向かいベッドに横になる。


 電気を消し、目覚ましをセットする。


 レベル5になった事だし明日は、森のエリアに行ってみよう。ゴブリンや獣系のモンスターが出るらしい、森だから槍が使えない場面が出てきそうだな。そんなことを考えながら目を瞑る。今日は疲れたから直ぐに寝つくことができた。


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― 新着の感想 ―
使用した後の槍の手入れなどはしないのかな?
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