第八話 本部襲撃
襲撃!襲撃!
「止まれ、グッア」
先ずは一人
「三人とも、アイツら銃を持ってやがる、直線には出るな」
流石に ❰特隊❱ でも、銃には敵わないか
「おい、どうするんだよ。この通路しか ❰第三部隊❱ 隊長がいる部屋に行けねぇんだろ。死角に行かれたら、銃を使えねぇぞ」
俺たちは今 ❰教会❱ から依頼され ❰特隊❱ の本部に乗り込んでいる
「 ❰アドル❱ 心配するな、手はある」
「本当か」
「 ❰シグマ❱ 囮になれ」
シグマが飛び出し、注意を引いている間に、俺とアドルが撃ち殺す
「本当は死にたくないが、アンタが言うならやってやる」
ハハッ分かってるじゃねぇか
「アドル、ピストルの弾、込めとけよ」
「おう」
ここまで来るのに、相当使っちまってるな
「準備オーケーだ」
俺もできた、後は
「ヨシ、行け」
シグマが飛び出し、突っ込んで行く。俺たちはその、後を付いて行く
「来たぞッ、殺せ」
❰特隊❱ の一人がシグマの足に剣を刺す。が手に持つピストルで、頭を撃ち抜く
「ウオオァ」
叫びながらシグマの腹に剣を刺すが、俺が撃ち抜く。しかし、シグマは倒れてしまう。なので、シグマの頭を撃ち抜く
「仲間割れ、つか、何なんだよお前らッ」
残った一人が喚いているな
「アドル、殺れ」
アドルに喉を撃たれ、死んだ
「シグマの回収は」
「邪魔になる、置いとけ」
さて、邪魔するヤツは居ない。後は、隊長を殺せば終わりか
「アドル、これが終わったら多分俺たちは ❰教会❱ に殺される」
隊長が居る部屋に向かいながら、アドルに話す
「なんでだ」
予想していた、反応だな
「俺たちと一緒で、外部に情報を洩らさないためだ。恐らく、報酬の受け取り時に、殺される」
淡々と歩きながら、話す
「じゃあ、どうするんだよ。ノコノコ行って殺させるのか」
「心配するな、手ならある」
「俺を囮にする気か」
「ハハッ分かってるじゃねぇか」
話をしていると、部屋の前に着いた
「アドル」
そう言うと、扉越しにピストルを撃つ
「入るぞ」
ン、居ない。情報によれば、この時間帯は、部屋に居るはず
「グッ」
突如、アドルの顔から血が出る。撃たれたのか、どこから・・・扉の裏に居たのか
「ガアッ」
足とピストルを持つ手を撃たれる
「 隊長クラスになると銃にビビらないのか」
それに、銃の所持も認められているのか
「まぁ面倒な任務もしてるしね」
「殺さないのか」
もう、分かっている。分かりきっている
「君には生きてもらうよ。情報を吐いてもらうために」
・・・クソが
「さてと、ロコモ君に連絡しなきゃ」
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{ロコモ君、殺しても構わないよ}