第五話 理由って大事?
理由!夢!目的!
「はらいっぱいだぁ~」
「食べてすぐに寝転んだら、牛になるぞ」
牛になりたくは、ねぇし起きるか
「センパイなに飲んでンだよ」
「ア、酒」
「うまいの」
「ああ、うまいぞ」
うまいのか、なら飲みてぇ
「オレにもくれよ」
「お前、何歳だ」
「・・・たぶん、十五」
覚えてねぇんだよな
「・・・じゃあ無理だな。酒は二十越えてからだ」
「ズリィぞ」
「ズルくねぇよ」
うまいなら、飲ンでみてぇなぁ
「ハァ~お前が二十になったら、飲ませてやる」
「ホントかぁ~」
「ああ、本当だ・・・だから、それまで死ぬなよ」
オオ、いいぜ。ゼッテェ死なねぇ
「・・・ 《死ぬなよ》 何て言ってるが、俺も明日生きてるか保証できねぇけどな」
なんつうか、センパイ、軽くなってんな
「じゃあ何で、死ぬかもしれねぇのに ❰特隊❱ にいんだよ」
「ああ、それは。この仕事やってたら、誰かの命を救うことが出来る。それで、一人でも多くの人を救って、いつか、世界を平和にするのが、俺の夢だ。だから、その一歩として、この仕事をやってる。まっこれくらい大層な理由が無きゃやってけねぇよ」
センパイは難しいこと言うな
「お前は」
オレはやらなきゃ死ぬから・・・いや、チゲェ。確かにオレに自由はねぇ。けど、前に比べりゃ今は、やりたい事ができるぜ。オレがやりたいこと━━━
( )
「分かんねぇ」
よ~く、考えてみたけど、分かんねぇや
「そうか、ならいつか見つけれたらいいな」
「オウ」
「・・・そのためには、長生きしろよ」
「センパイの分まで生きてやるよ」
「生意気だ」
どうしたんだよ、センパイ。オレをなぐろうとして・・・アッそう言うことか
「分かったぜ」
つまり、アレだ。手と手をぶつけるヤツだ
「さっ、明日も早いんだ。寝るぞ」
ン、オレはどこでねりゃいいんだ
「オレは」
「二部屋空いててな、広い方が良いか」
そりゃもちろん
「広い方」
「布団出しといてやるから、歯磨きしてこい」
「歯みがきってなんだ」
「・・・教えてなかったか」
教えられてねぇぞ
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「おお~これがフトンか」
「ベッドも買わなきゃな」
ベッド。なんだそれ、まっいっか
「あと、コレ」
何だコレ。音がなってるぞ
「目覚まし時計って言ってな。時間になったら音が出るんだ。セットはしといたから、布団の近くに置いとけよ」
とりあえず、置けばいいんだな
「明日も仕事で早いからな。さっさと、寝ろよ。おやすみ」
「・・・おやすみ」
「よく分かったな」
オレでも、分かるっての
「そんじゃねるか」
オオッやわらけぇ~スゲェ、ふかふかしてやがる。バスよりスゲェ。そんでもって、ねむたくなってきた
夢、叶えれるといいね