第四話 センパイの家
ハウス!ホーム!
「悪いな、待たせて」
あのあと、センパイはかえるジュンビをしたいからとかいって、オレをホンブのロビーにまたせた
「そうか、お前スーツしか無いのか。今度、買いにいくか」
「センパイのいえってちかいのか」
「ああ。バス二本で行ける」
・・・
「バスってなんだ」
「車は分かるか」
クルマならのせられてたからな、しってるぜ
「オウ」
「車の大きいヤツだ」
「どれくらい」
「見りゃ分かる。アレだ」
えっえ、デケェ。オレがしってるぜヤツとぜんぜんチゲェ
「ほら、乗るぞ」
「オウ」
へぇ~これがバスか~なかもデケェな
「オイ、奥座れ」
ンだコレェ~なんか、スゲェふかふかする
「なんで、オレのよこにすわんだよ」
「そう言うモンなんだ」
まぁいいか。
「・・・なぁお前、学校行ってないんだよな」
「いってねぇけど」
「親はどうしたんだよ」
「さぁ、しらね。きづいたら、うられてた」
「能力者の子どもを狙った、誘拐。いや、取引か」
まぁた、むずかしいこといってるぜ
「お前、文字とか書けるのか」
「かけねぇ」
「・・・帰ったら教える」
「いらねぇよ」
「社会じゃ必要なんだよ」
なにいっても、きかねぇな
「むずかしいのか」
「簡単なヤツから教える」
ホントかぁ~
「着いたから降りるぞ」
「えっ」
キュウにいうなよ
「ンで、どこにセンパイのいえはあるんだ」
「ここだ」
ココって、このメチャクチャでかいヤツか
「コレがセンパイのいえ」
「お前、もしかして、マンション自体が俺の家とか思ってないよな」
コレはマンションっていうのか
「ちがうのか」
「当たり前だろ」
そっから、マンションに入ってエレベーターとかいうヤツを、つかった
「覚えとけ。四階の一番奥の部屋だ」
「オウ、おぼえたぜ」
とびらのまえで、センパイにおしえられる
「で、これが鍵だ。開けてみろ」
コレはしってるぜ。アイツらがつかってた
「あけたけど」
「入ったら、靴脱いで横にある棚に入れろよ」
ンじゃはいるか、ッてデケェ。バスよりもデケェンじゃねぇか
「アッ鍵渡せ」
「ン」
え~と、クツをぬいで、タナにいれるっと。ンじゃ
「ウオオオ、デケェ」
「オイ、余り暴れんな」
「なんで」
「隣にも住んでるし、下にも住んでんだから、大きい音出したら迷惑だろ」
・・・
「ゴメン」
「分かったら良いんだよ。取り敢えず、手を洗うぞ」
テをあらうってなんだ
「スゲェ、なんだコレ。みずがでるぞ」
「帰ってきたら手を洗ってうがいだ」
うがい
「口の中に水を入れてから、上向け」
クチにいれて、ウエをむく
「ガガガ」
「洗面台に出せ」
「ベ、これでいいのか」
「んで、洗面台の横にあるのがトイレだ。使い方は━━━」
「わかんねぇ」
「教えてやる」
スゲェ、これでジユウにできるわけだな
「終わったら、そこのボタンを押せ」
「ウォッみずがでてきた」
「上からもでてるだろ。それで、手を洗え」
オレがしらねぇことばかりだぜ
「風呂も教える」
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センパイにフロの使い方を、教えてもらったぜ。シャワーってので体をあらって、ユブネってのにつかるんだろ。ンでオレは今、センパイがむかし使ってた、教科書で、文字を書いている
「どうだ、調子は」
「最高」
「・・・飲み込みが速いな。これなら、小学校の範囲は今日中に行けそうだな」
文字をべん教するのメチャクチャ楽しい
「ペンの持ち方くらいか」
一つ終わったぜ
「字も汚いが、ソレは俺も言えないし」
なに、ブツブツ一人で言ってんだ
「一旦終わってご飯にするぞ」
クサってなきゃいいけどな
「どうした、気になるなら見に来いよ。あっでも、触んなよ。危ないから」
ンじゃ見に行くか。
「えっ、なにコレ」
「見たこと無いのか」
「クサってねぇ」
スゲェ
「ハァ」
大きい声だすなよ、センパイ
「お前、腐ったヤツしか見たことねぇのか」
「クサったヤツしか、食ってねぇ」
「少し、時間をかけるから、風呂入っとけ」
えっオオ、分かったけど
「使い方は分かるな」
「さっき教えてもらっぜ」
「脱いだヤツはかごに入れろよ」
かご、かご、かごってこれか。んで、ココでぬぐンだよな
「で、入れる。ンでオレは、フロに入る」
え~と、まずはシャワーで体をあらう
「冷てぇ」
なんで、水━━━
「水じゃ、なくなったのか」
う~ん。なんつうか、ぬるいな
「次は、タオルで体をこするンだよな」
そしたら、シャワーでもっかい、あらう
「最後に、ユブネにつかる」
やっぱ、ぬるいな
「出るか」
出たらどうするンだっけ。
「なぁ出たらどうするンだ」
「タオルがあるだろ、それで拭け」
コレか
「ふいたぞ」
「何で、お前裸なんだよって、服持っていって無かったな。あ~そもそも、無いのか。俺のサイズだと、大き過ぎるか」
「なぁ寒くなってきた」
「こっちこい。え~と、コレはいけるか。コッチは流石に無理か。んじゃコレか」
たくさん、服持ってんな。
「よし、コレ着ろ。あっ、どこに着るか分かるよな」
「しってるぜ」
アイツらにきがえさせられたからな
「着たら言え」
「オウ」
今思ったことなんだけどよ、あの女が言ってたとおりだな
「着たぜ」
「なら、座れ。髪を乾かす」
そっか、ぬれてるモンや。でもよ、ほっときゃなおるぜ
「うわっ」
なんだ、風か~しかも、ぬるいし
「熱くないか」
「ぬるいぜ」
「ア、マックスなんだけどな。壊れたか」
・・・かみをかわかすってのは、気持ちがいいな
( )
「終わったぞ」
「えっもう」
速いな
「もう少し、準備に時間がかかる。その間」
まだご飯じゃねぇのか
「お前、映画は好きか」
エイガ、なんじゃそれ
「知らねぇ」
「映画を知らないのか」
「どんなの」
「最高にハッピーになれる」
最高に、ハッピー
「見るか」
「みるッ」
で、この四角い箱がなんだよ
「これにするか・・・オッ付いたか」
「えッ明るくなった」
どうなってんだ
「大人しく見てろよ。俺は準備に戻るから」
「オウ、分かった」
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「これが、エイガ」
何かよく分かんねぇけど、スゲェ笑えるし、心がポカンってなったり、カッコいい
「もう、エンドロールか。どうだった、初映画は」
「何かよく、分かんねぇ」
「まぁ初めてだしな。それから、ご飯ができたぞ」
スゲェたくさんある
「食べるまえに、いただきますって言うんだ」
《いただきます》 だな
『いただきます』
ロコモ君はね、アサ君に文字を教えるのが仕事なの。だからね、仕事が終わったロコモ君は、死ぬだけなの