第二十話 プレゼントを決めよう!
「で、どんなのがいいと思う」
「分かンねぇよ」
「ん~じゃあ、これまでで、貰って嬉しかったのは」
もらったことねぇし
「もらったことねぇから、分かンねぇよ」
「えっ貰ったことないの」
「悪りィかよ」
「・・・そっか。ん~どうしよっかな。私も分かんないし・・・あっなら、一緒に悩んでよ」
それなら、オレにもできるな
「いいぜ」
「じゃあ、また明日」
ン、なんでだよ
「今からするンじゃねぇの」
「私もいろいろあるのってか、明日大丈夫なの」
なぁンも聞いてねぇし、大丈夫だろ
「大丈~夫」
「なら、明日もここで。じゃね」
アッ、そういや、入り口に行かなきゃいけねぇな
「やることねぇし、行くか」
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「アサ、遅かったな」
二人とも来てたのかよ
「何か買ったのか」
「なぁンも買ってねぇけど」
シズカも買ってねぇじゃん
「ロコモ、ベッドは」
「夕方ごろに、届けてくれるんだってよ」
ふ~ん
「夜ご飯買って帰るか」
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「アサ、手伝ってくれ」
あれから、夜ご飯買って帰って、勉強してたら、夕方になってた
「オオ、いいぜ」
ベッド、運べばいいんだろ
「運ぶのは別料金だとはな」
「そうなの」
「アサが居てよかったよ」
へぇ~んそうだろ
「オレがいてよかったろ」
気分がいいなァ
「アッそうだ。なぁシズカはどこ行ったンだ」
帰ってから、すぐ行っちまったけど
「墓参りだってよ」
「ンだそれ」
「死んだ人に会える場所、って言ったら分かりやすいか」
ア~それならおかしいじゃねぇか
「死んだら、会えねぇじゃん」
「・・・いつか、分かるよ」
そ~なのか
「よし、あと一個。手伝ってくれ」
「オレの分だな」
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「ふぅ~助かった。ありがとな、アサ」
「全然いいぜ」
にしても、感謝されるってのは、いいなァ
「喉、乾いたろ」
「ン~」
「コーヒー作るから、待っててくれ」
コーヒーってのは、なんだ
「うまいのか」
「人によるけど、俺は美味しいと思ってる」
うまかったらいいな
「あっ、そういや、よぉ。明日ってなんかあるのか」
「明日。明日は、何もないぞ。どこか行くのか」
今日行ったとこに行くぜ
「おう、行ってくる」
「暗くなる前に、帰ってくれさえすればいいぞ」
夜までに帰りゃいいんだな
「できたぞ。口に合うかどうか」
黒色。飲めンのか
「・・・にがい」
「初めの内はな。慣れたら美味しいぞ」
そうなのか。ンじゃ飲む
「やっぱ苦い」
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「行ってくる」
「気をつけて」
「どこ行くの」
「昨日ンとこ」
そっか、シズカには言ってねぇな
「じゃ」




