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ファイヤーファイア 【連載版】  作者: kurokuro
第一部 ファイヤーファイア
2/20

第ニ話 車ン中

車内!


いてぇ~ズキズキする~クソいてぇ


《生きて》


「ハッいッて」


ンだぁ、あたまをぶつけたのかァ


「おはよう、元気~」


ア、だれだ。つか、ここどこだ


「アッッ」


なんだ、いきなりおしたおされた


「みてみて、何だと思う、コレ。答えはピストル~それでねぇお願いなんだけどぉ、あんまり動かないでくれる。できれば座っていて欲しいな~お姉さんの言うこと、聞けるかな」


「ワッわかった」


「良い返事」


おんなと、おとこ。コイツら、なにモンだ~


「ん~何か話したい事があるのかな~良いよ~話して~ロコモ君はさぁ、運転中は集中して全然話してくれないんだよねぇ」


ロコモ・・・おとこのなまえか。


「なぁ、アンタらなにモンだよ」


「お前こそ何者だ」


「あ~ロコモ君~子供に対してそんな言い方はダメだよ~ごめんね~ロコモ君、こう見えて、シャイボーイだから」


しゃいぼーいってなんだ


「私たちは ❰アンデクロ❱ って言う国の人です」


 ❰アンデクロ❱ ってアイツがいってたとこか


「さらに~ ❰特殊討伐部隊❱ 略して ❰特隊❱ で働いてるんだよ~」


とくたい、なんだソレ


「なんだよ、ソレ」


「主に ❰化物❱ とか ❰能力者❱ とか、要は国の面倒な仕事を押し付けられる人たちだよ。アッでも福利厚生だとか、労基とかには対応してるホワイトなとこで~す」


よくわかんねぇ


「分かって無いみたいですよ」


「あれ~これで分かんないか。ん~そうだね。人を殺す仕事だね」


ひとを、ころす。ン、じゃあオレはどうなるんだ。ころさらんのか。それはイヤだ


「大丈夫、大丈夫。君は死なないよ。だって君みたいに ❰怪物❱ になってんのに、死んでない人って珍しいからさ。保護されるよ」


とりあえず、オレはしなないのか


「アッでもォもしかしたら、研究とか実験とかで死んだ方がマシ、みたいな事にはなるかも」


え、ソレはイヤだ。いままでゴミみたいなじんせいだったんだ。それがつづくなら、にげてやる


 «瞬間、車内に銃声が鳴り響く»


「先輩」


「言ったし、お願いしたよね」


うちやがった。ギリギリあたってねぇけど


「まっ頑張るからさ」


「頑張るって何をです」


そうだ、そうだ。なにをガンバンだよ


「 ヒ ミ ツ 」


コイツ


「そう言えばまだ名前聞いてなかったね、何て言うの」


アレ、まだ言ってなかったッけ


「━━□□━━」




▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼




「って事で今日から色々よろしくね~アサ君」


なんでかわかんねぇけど、オレは今 ❰特隊❱ のホンブ、にいる。んで ❰特隊❱ ではたらくことになった。しかも、よくわかんねぇふくまできせられたし、ほん、みてぇなのもわたされた


「それじゃあ早速仕事の説明をします」


オレでもわかるか


「まず ❰特隊❱ は、大きな括りなんだ。実際には、全部で四つの部隊で構成されている。上から


❰第一部隊❱ 普段から重めの任務に当たってる、本当に同じ人間か疑いたくなるような人達


❰第二部隊❱ 上位の人は重めの任務だけど、基本的には ❰怪物❱ ❰能力者❱ 関係の任務が仕事


❰第三部隊❱ 私が隊長をやってる部隊だね。あっそうそう、私のことは、隊長って呼んでね。で、仕事だけど。通報があって、許可が降りたら戦闘。まっ大体外でパトロールして、書類系やったら一日が終わるよ


❰第四部隊❱ 人員不足だと、駆り出される感じだね。私達とは、結構関係してるとこだよ。手伝って貰ってるし


こんな感じだね。分かった」


「まぁなんとなく」


「で、今からアサ君にはパトロールに行ってもらいます」


きていきなり、しごとか


「オレひとりでいくのか」


「一人だと色々危険だから、基本は二人一組なんだ。でも、アサ君は来たばかりなので~ロコモ君と行ってもらいます」


え~このマジメそうなヤツと~


「  先輩、コイツ嫌そうですよ」


「え、イヤなの。アサ君、アサ君。ここだけの話、ロコモ君って結構優良物件だよ。今はこんなんだけど、仲良くなったら、メチャクチャ甘くなるよ」


「   やさしくなるってことか」


「面倒な事言わないで下さいよ」


ンでそんなこというんだよ


「やっぱ、オレひとりでいくぜ」


「あ~それはね出来ないんだよね」


どういうこッたァ


「上との交渉で、監視するならオーケー貰ったんだよ」


「・・・つまり」


「君一人じゃ生きてけ無いってこと」

まだ、在庫はある

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